九月 歌舞伎座 昼の部 その三(寺子屋)

寺子屋
 寺子屋。なんでこればっかりこんなにしょっちゅう演るんでしょ
う?観たい演目と抱き合わせになっていることが多いので観ざるを
えないんです。もうべそべそ暗いし、誰がやってもさほど演出に差
はないので飽きたし。寺子屋って言ったら涎くりを誰が演るか位し
か興味ないです。ごめんなさい。ちなみに5年位前に観た宗之助さ
んの涎くりが面白い味わいだったのでまた観たいです。菊五郎の千
代ももう一度観たいです。それ以外は正直あまり興味が...。

 幸四郎の松王丸も吉右衛門の松王丸も何度も観ましたが今回は幸
四郎が松王で吉右衛門が源蔵。吉右衛門は哀しいシーンで「タメ」
るので源蔵のパートも見応えがあって余計に重い。哀しい、辛い。
ぐったり。私が子供でも持てば別の感じ方が出来るのかな。いや、
そしたら今より更に重く辛く感じるだけか。

 そして、歌舞伎座を出て歩いていると例の出来事が...。