2006-03-01から1ヶ月間の記事一覧
好きじゃないだの笑えないだの文句をつけつつ黒星警部モノも三冊 目となりました。しら菊です。黄色い部屋と聞いてガストン・ルルー ではなく「Dr.コパ!?」と思ってしまった程度のミステリファン、し ら菊です。 三冊中一番面白かったです。謎解きのスッキ…
カレー師匠のはぴいさんがこんな面白いものを作られました。 カレーですよ!のチェックですよ〜 私のカレースキルは51皿分。Cランクですって。 山葵は苦手だけどパクチーは好き。 行き着けのカレー屋が10件位はあるけどカレー食べるために海外まで 行った事…
うおお〜。ワタクシ、今ホロリときています。巷で話題のあざと い感動モノには冷めた目線を送ってしまう私ですが近藤史恵にはい つもうっかりホロリとさせられてしまう。今回は動物モノですよ。 ペット盗難、って昨夏ヤフーブログをやっていた方なら誰でもあ…
巷ではミステリだ、いや恋愛小説だ、と物議をかもして(?)い る森博嗣のシリーズ外作品。主人公が不思議ちゃんなのですが、周 囲の人々も不思議ちゃんなので個性が埋没してます。これ一冊で終 わらせるにはキャラクタが濃すぎるなあ。もしかしたら続編が出…
黒○刑事。○に入る漢字は?はい。今日は星ですよ。ゆきあやさ ん。 以前猿島館の殺人を読んで、自分がいまいちノレないのは黒星刑 事か好きじゃないからだと思いましたが、気付きました。なーんか イラっと来るのは相方の虹子だった!この不自然な言動。言葉…
黒○刑事。○に入る漢字は何でしょう? 「星」って言ってるのはゆきあやさんですか?本書は岩ですよ。 黒岩刑事です。 黒岩というごつい名前の女性刑事と新米ヘタレ刑事會川君のコ ンビが良いです。キャラクタの良さが痛くて辛い事件の救いに なっています。事…
パン喰いなんです。具の入ったパンではなくて食パンとかフラン スパン系が毎日欠かせません。各街にお気に入りのパン屋さんがあ り、映画でも買い物でも出かけると必ず最後にパンを買って帰りま す。 渋谷で一時期一番のお気に入りだったドゥマゴ。ここのバ…
主役は染五郎です。良いですね〜、染五郎。昨年から俄に私の中 で評価が上がっています。格好良さに加えて軽妙な洒落っ気がある。 海老蔵にも菊之助にも亀治郎にもない味をこの人は持っています。 民谷伊右衛門の様な色悪を演って欲しいです。 大工(でえく…
渋谷に歌舞伎がたて続けにやって来ます。歌舞伎座と演舞場があ る銀座も大好きな街ですが、渋谷は私にとってはとても身近な街。 学生時代は買い物も遊ぶのもバイトするのも全て渋谷でした。そん な渋谷に歌舞伎が二つもやって来る!それなのに、あっという間…
ストーカーと摂食障害といういかにも今風なテーマを扱ったハー ドボイルド。探偵もそれなりの魅力はあるし、謎解き自体は面白い んですがストーカーに対する本能的な恐怖や摂食障害に至ってしま う女性の気持ちなどがリアルに迫って来なくて、ハラハラ出来ず…
たまには密室や孤島や館じゃないものを読みたくなり、トライし てみました。 なんというか...。いまいち良さがわからなかったです。読み終 わって「はあ、そうですか」(ポカーン)って。読み易いのですが 一人称の割には主人公の感情の動きが全く見えません…
探偵の名前だけが秀逸、ってどっかのブログに書いてありました。 確かに探偵の名前は巧い!でもそれだけじゃなくてトリックも面白 かったですよ。説明的な台詞が多少くどい部分もありましたが。 Yが増える 驚きました。ちょっとの発想の転換だと思うのです…
名コンビなんです。久住昌之と、谷口ジロー。谷口ジローという 漫画家さんは本当にすごい人で、その圧倒的な画力の背景描写で あっという間に読者を雪山だろうが東京下町だろうが明治時代だろ うがどこへでも連れて行ってしまいます。 今作のテーマは「散歩…
整体師合田シリーズの一冊目。以前私はいきなり三冊目を読んで しまったために、人間関係がよくわからず起こる事ごとが唐突に感 じられ、登場人物の気持ちもいまいち掴めず、読後モヤっとしたも のが残りました。やっぱり順番に読んだ方がいいなあ。一冊目を…
幻想の都市、真幌市を舞台に倉知淳、我孫子武丸、麻耶雄嵩、有 栖川有栖が繰り広げる連作中編”まほろ市の殺人”シリーズ。祥伝 社の粋な企画です。このメンバーに連作されたら素通りできるミス テリファンはいませんよ。 あれ?このシリーズに函入りの愛蔵版…
♪あなたがわたしにくれたもの〜。に続く言葉は何でしょう?キ リンが逆立ちしたピアス〜。いいえ。違います。正解は「横溝正史 のダブり本〜」です。 先日とても嬉しい事がありました。ミステリ系ヤフーブロガーの 間では有名人の、ミステリ愛好家であり古本…
薄くて軽いというイメージだった霧舎学園シリーズですが、九月 は厚いですね。その分読み応えも有り。別の場所で同時進行する謎 解きは霧舎作品では定番のスタイルです。おなじみのメンバーがコ スプレしたり妙な像のいっぱいある「いかにも」な館が出て来て…