え、あれ？こ、これだけ...? 島田荘司の大傑作読んだ直後だから物足りなく感じるのか、私が 期待しすぎたのか。面白いは面白いんですがつるっとあっけなく読 み終わってしまいました。 設定や道具立てに嘘はあっていいと思うのです。多少の荒唐無 稽さや飛躍…

与話情浮名横櫛 ここ半年位（私が見る時だけたまたまなのか？）妙に上滑り気味 な海老蔵。名前と格好良さが一人歩きしてしまって追いついてない 部分が、痛いのよ〜。歌舞伎十八番的な派手に見得切る系は良いの ですが、地味に踊りでトチったり笑わせるシー…

「痙攣的」で衝撃の笑いをもたらしてくれたヒウヒウのデビュー 作。 痙攣的ほどの衝撃はないけれど、十分にこの作家の他の作品も 読んでみようと思わせる程に面白かったです。 竹林と竹取物語というモチーフの選び方、楽しめました。最後が ちょっと急に展開…

鶏肉をオリーブオイルとローズマリーとエシャロットで焼きまし た。美味しかった〜。で、フライパンに残った脂..。エキストラ バージンオリーブオイルとローズマリーとエシャロットと、鶏肉か ら出た旨味が凝縮された脂...。MOTTAINA〜I!! 脂を再利用してジ…

開場すぐにブロマイド売り場に直行。あ、あった！梯子を支える 亀三郎！うお！亀三郎どれもこれも良いショット！五種類全部大人 買いして大満足です。 泥棒と若殿 うおお。期待してなかったけどすっごく良いぞう。松禄が合った 役でのびのびしているし受け止…

縦書きと横書きが混ざってて読みにくそう。苦手なファンタジー 臭も漂ってるし、と何度も図書館で手に取ってはみるものの借りず に棚に戻していたネジ式ザゼツキー。 横書きもファンタジックもすぐ慣れました。だって面白いんだも ん！この荒唐無稽と思われ…

ちょっとわかってきましたよ。 井上夢人..。もしかして「面白いし、良く出来てるんだけどね。」 系の作家さんなのでしょうか。平均点以上の作品をコンスタントに 産み出し続けることはとても難しい大変なことなんですが、時とし て安定した優等生作品は荒削…

ぎゃは、ぎゃは、ぎゃはははは〜〜〜〜！なんじゃこりゃ〜〜！ （笑泣） ウケた〜〜！久々にミステリ読んで吹いた..。って痙攣するのは 読者なのか？巷で話題の鳥飼否宇。読もう読もうと思っているのに いざ書店や図書館で棚の前に立つと名前が思い出せずに…

竹本健治の「匣の中の失楽」へのオマージュとして書かれたとい う本書。オマージュ、というかパロディというか。これモトを知ら なくても楽しめますね。面白かった。モトやオオモト（「匣の中の 失楽」自体が「虚無への供物」へのオマージュであるからしてこ…

どうもうまく写真が撮れなくてわかりにくいですが 和久傳の西湖（せいこ）というお菓子です。原料はれんこんので んぷんなのだそうです。 和三盆のスッキリした甘さと、寒天ともゼリーともわらびもちと も違う独自のしたざわりが上品です。ふるふる、ぷるぷ…

そのまんま東国原知事で話題の！ 宮崎産地鶏ですよ〜〜〜〜。 ってねこめしか！！！！ 美味しい？ にゃにゃ〜〜〜〜〜。だそうです。

いやあ〜。驚きです。これを若干21歳で書いたって言うんだから 竹本健治ただものではない。 虚無への供物の影響を色濃く感じるけれど、さすがに20年後に書 かれただけあって虚無より随分読みやすいです。現実と虚構が入り 乱れて、何を信じていいのか、この…

ばかミス、じゃなくってトホミス（トホホミステリ）という便利な 呼び名がつきました。「六枚のとんかつ」が出版された当初、これが 2,3と続くことを誰が予測したでしょうか。 なんだか想像していたより面白かったです。色々アリななかにも一 つのスタイルを…

メゾンカイザーのレモンパイです。 バターの香り高いパイ生地に爽やかなレモン味のフィリング。 まわりにちょっと砂糖がカラメル状の部分があったりして。 サクサク、ほろほろ、かりかり。口のなかが楽園〜！ なんて素敵な断面でしょう！同じ形のキャラメル…

長年愛用してたリップペンシルがこれ以上削れないよ！くらいチ ビになったのでshu uemuraへ買いに行きました。最近あまりシュウ は使っていなかったのですが、ペンシル系には絶大な信頼を寄せて いるのです。 久々に気持ち良く過不足無いプロの接客を受けて…

旧家で双子姉妹で地下牢で幽閉されてる兄。ミステリ読みには格 別目新しくもないアイテムですが、それを書いたのが理系ミステリ の雄（こういう古くさい表現は好きではないが便宜上）森博嗣だっ て言うんだからびっくりです。 最近の森作品は単体で謎や事件…

とっても濃くて美味しそうな林檎ジュースを頂きました。 酒屋にズブロッカを買いに直行です。 ズブロッカとはポーランドのウオッカで、バイソングラスという 草が漬け込まれています。独自の甘い香りがします。 で、林檎ジュースとズブロッカがどこで繋がる…

いいねえ〜。西嶋君、いいなあ〜。彼の理屈っぽさやこだわりポ イント好きだー。実際自分の周囲にいたら喧嘩しちゃいそうだけど。 貴方の言いたいことはわかるんだけど、現実にはね、って。 「ラッシュライフ」よりミステリ色は薄くて、「重力ピエロ」よ り…

御手洗ものというよりはレオナものと言ってしまいましょうか。 友人を殺されたレオナが無謀で危険な探偵っぷりを披露します。ん な無茶な！と読みながら何度レオナに突っ込んだことか。 内容は重いわグロイわ手にもずっしり重いわで疲れました。後味 もズー…

ある意味んじょそこらのSFよりもファンタジーよりも荒唐無稽。 タイトルの狙撃銃って何かの暗喩かと思ったらまんま狙撃銃でした。 荒唐無稽は嫌いじゃないけど、面白くない訳ではないんだけど、 いまいちピンと来ないお話でした。もう少し駄目パパの良いとこ…

雨の五郎・三ツ面子守 舞踊は松禄と三津五郎です。松禄は五郎が似合いますね。キリリ としたちょっと色っぽい踊りっぷりが楽しめました。 三津五郎はお面をつけかえると別人に..。一人で三役踊り分けで す。おかめなんて本当に女の人が踊ってるとしか思えま…

読んでいてどう転ぶのか全く予測がつきませんでした。本格なの かSFなのか叙述なのか私には見当もつかなかった。 驚きました!そう来るか!この様な○○もの（ネタばれのため伏せ 字）って過去に色々な人が書いていますが、本書はかなり上位だと 思います。細か…

女暫 一押し役者亀三郎のおじいさまである羽左衛門追善の演目女暫。 さぞかし子孫達は重要な役まわりで登場することでしょう..。鼻息 荒くいざ歌舞伎座へ。 幕開きすぐに弟亀寿のお姫さまが目に入りました。てことは隣の 若衆が亀三郎か...。ち、ちがーう！…

自分が一番びっくりしておりますが、 桔梗書房、二周年でございます。 ほんの思いつきでとっさに決めたブログ名とハンドルネームで二 年間も続けてしまいました。ブログって始める人も多いけれど、や めてしまう人も同じ位多いものなのに、不思議と私の周囲…

下手なケーキ食べるんだったら美味しいパン屋さんの菓子パン食 べたいと思うパン好きのワタクシですが、これは上等のケーキにも 匹敵する美味しさだと思います。 成城石井のクリームメロンパン！クリームが意外と軽くてウマー！ ただでさえカロリー高いメロ…

さー連休初日は團菊祭ですよ。着物、どうしましょう。五月初旬 じゃあまだ薄物を着る訳には参りませんが、この暑さ...。 袷で涼し気なコーディネートを目指しました。白地に白い帯。白 地は色みや柄によっては顔が明るく見えるものとボケて見えるもの とある…

最近島田荘司の似た様なのばっかり読んでるもんで、これ、読ん だのに自分のなかで埋もれてて感想書いていませんでした。 珍しいノンシリーズ物。別にふつうにミタライ出して解決させて も良さそうなものですが。あえてそうしなかった理由が何かあるの かな…

かいい〜。 すいません、なんかあちこちかゆいです。石持アレルギーかもし れません。石持ファンの方ごめんなさい。私やっぱこの人駄目だ〜。 やめときゃいいのにまた読んじゃいました。鬼門石持。案の定！ この胡散臭い動機は何だ〜！そんな理由で人は人を…

な、なんだこの登場の仕方は...!ミタライ、ギザカッコヨス...。 なんとなく察しがつくトリックもあって、へへーん、と得意な気 分でしたが、もっと大きくて驚きの真相が隠されています。あの簡 単めな謎は私レベルの読者が得意な気分になるためのエサだった…