2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

そういえば今年は桃を食べてない!と思い、桃のケーキを食べま した。ここのケーキは果物がごろごろ乗っていて、食事をするつも りで行っても、お茶だけ飲むつもりで行っても思わずケーキをたの んでしまう程のインパクトがあります。 桃が熟れ熟れでジュー…

ミザリー スティーヴン・キング

夏ですし、モダンホラーはいかがでしょうか。私が本書を読んだの は二十歳位だったと思います。 幼少時代から本好きな私でしたが、十代後半になって、受験もあり、 読書に付加価値を求めてしまっていたんです。受験に役立つ、とかこ れから生きて行く上で役…

ZOO 乙一

実は私、短編集が苦手なんです。話と話の区切りで移り気な私は ついつい他の本に手を出してしまってそのまま図書館の返却日になっ てしまい、最後まで読めないというパターンが多いんですね。 でもたまに一つ読み終わるとすぐ次の話が読みたくなって他の本 …

PSPでネットが見られるなんて!

今日は乙一のZOOの記事をアップする予定でしたが、急遽差し換 えです。PSPをお持ちの皆様。27日に公開された、システムソフト ウエアのバージョンアップしましたか?面倒〜。とか思ってません か? いや!これはすごいです!自宅のネット環境が常時接続で無…

新型白林檎

白林檎の新型が出ましたね!六月に白林檎を買った私としてはと ても複雑な思いになる筈の新型発表でしたが、果たして、そんなに 怖がるほどのモデルチェンジでもなかったかな。というのが感想で す。12インチでもHDDは60行くと睨んでいたので「なーんだ。 40…

殺人の門 東野圭吾

イライラするーっ!何回も倉持に騙される主人公。いいかげん気 付けよ!その女だって倉持と関係があるに決まってるでしょ!!! って読者はみーんな思ってるのではないかと思うけれど、ここでさっ さと倉持に見切りをつけたりあるいは「門」をくぐったりして…

フォトジェニックな猫

彼は子供の頃から何かに寄り掛かっていたいタイプでした。この 写真で寄り掛かっているのは物干し竿の土台です。ミニ脇息(お殿 さまが肘をついてるアレです)を作って与えて写真を撮って「苦しゅ うないぞ」ってキャプションを付けたい。でも昔から絵は得意…

安達ヶ原の鬼密室 歌野晶午

読了直後は、ナノレンジャーの話と堂園別荘のエピソードは別に なくても良いような気がしましたが、しばらく経ったらやっぱり必 要なのかな、と思えて来ました。鬼屋敷の物語だけでも充分一冊に なりそうだけど、それだけでは終わらない歌野晶午。普通には済…

中華粥

時々ここにコメントをくれるイオリちゃんと横浜に遊びに行きま した。中華街でとても美味しい杏仁ソフトを食べましたが、季節柄 お店の人から手渡された瞬間からすごい勢いで溶けてゆくため、流 れ落ちる前に口に入れるのがやっとで写真は撮れませんでした。…

霧の迷宮から君を救い出すために 黒田研二

表紙を見たら、イラレの教則本ポケット版かと思いましたが、ミ ステリです。今までいろんな密室を読んできましたが、密閉度から 言ったらこれが一番ではないでしょうか?はい。そうです。本書の 密室はシェルターです。 裏表紙には「霧は最後に晴れ渡る!」…

電子書籍

以前から電子書籍の読み方を模索していました。やっぱり本は紙 の方が、とは私も思いますが、デジタルは何と言っても軽い。一度 に何冊分も持ち歩いて、電車の中で「今日は何を読もうかな」って 選べるのは贅沢じゃないですか。 一番最初に試したのはipodで…

奇偶 山口雅也

面白かったー!厚くて図書館に返す日までに読みきれるか心配し たけど一気に読んでしまいました。この本は日頃小説を読んでいて 感じていたちょっとしたひっかかり(疑問という程のことでもない けど)を正面から考察してくれています。 ミステリは通常読者…

雪暮夜入谷畦道

主人公片岡直次郎の恋人三千歳は花魁です。でもこの物語に出てくる三千歳は助六の揚巻の様に絢爛豪華な打ち掛けを着て練り歩いたりはしません。三千歳はなんとも艶かしく「襦袢の上にちょっと一枚ひっかけました。」姿で登場します。私が観た三千歳は福助で…

恵比寿麦酒記念館

皆様はショッピングなどしていて歩き疲れたらどうなさいますか? スタバかドトール、リッチな方はアフタヌーンティーあたりでひと 休みでしょうか。 私も当然渋谷や新宿、横浜なんかであればお茶なんですが、恵比 須では違います。恵比須三越の地下一階から…

タイムスリップ釈迦如来 鯨統一郎

今日は珍しく新しめの本です。どれだけ新しいかって、波田陽区 やマツケンサンバがネタとして登場します。 難しい本を読んだり、サルを追い掛けたり(ギャラリーフェイク のゲームが出るまでの二か月はサルを捕まえて過ごすことにしまし た。)して疲れたら…

懸賞当選!今回は結構大物〜♪

今日は久々に歌舞伎のネタをアップする予定だったんです。記事は ほとんど出来ているのであとは修正して画像をスキャンすればアップ 出来るんですけど、それどころじゃなくなっちゃいました。 いつもの様に「ぶらり途中下車の旅」を見ながらコーヒーを飲んで…

少年達の密室 古処誠二

この方は第14回メフィスト賞受賞なのだそうです。本書が二作 め。賞を取った次の作品って重要ですよね。 地震で倒壊したマンションの地下駐車場に閉じ込められた登場 人物達。真っ暗な中いつまた崩れ落ちるかわからないコンクリー ト。瓦礫で頭を打たれて死…

外見る猫

さて、一度でうまく写真まで投稿出来るでしょうか。写真がない と全く意味がない記事だから不安です。 ベランダからこのポーズで外を見るのが彼のお気に入りです。妙 に安定感のあるポーズがおかしいです。 柵の間隔も彼のために改造済み。親バカですね。庭…

ディプロトドンティア・マクロプス 我孫子武丸

歌野強化月間が終わって我孫子強化月間が始まったかの様な近頃 ですが偶然です。図書館の貸し出し状況に支配されている読書日記 ですので。 なんだか賛否の否の方が多そうな気もしますけど、私は嫌いじゃ ないです。はちゃめちゃっぷりが良かった。行方知れ…

痾 麻耶雄嵩

さて。いよいよ「痾」です。烏有さん大忙し。大活躍じゃないで すか。って放火でか!そうそう。放火って罪が重いんですよね。 これはミステリというよりはシリーズものの小説の一部。前二作 を読んで無い人はごめんなさい。さようなら。ですね。 私自身もト…

ある安ワイン呑みの憂鬱

最近、プラスチックのコルクもどきによく出会います。我が家で はなんちゃってコルクと呼ばれています。これは私が安ワイン呑み だからですか?高いワインはやっぱりちゃんとしたコルクなんです よね?テイスティングの際にソムリエから手渡されたのがプラコ…

ふたりのシンデレラ 鯨統一郎

読みやすいし親切設計です。伏線はわりと「はーい。注目。ここ は重要なヒントですよー。」とでも言わんばかりに大っぴらに書か れているし、孤島で事件は起きるけれど孤島臭を最前面に押し出し てもいないのでミステリマニアじゃなくても入って行きやすいつ…

ビアマグ完成!

ビアマグが、でっきまっした!なかなかの出来ですよ〜。ゆがん でるし土の継ぎ目もわかるけど、心配していたちょっと薄くなっ ちゃった部分は全然大丈夫でした。色は白と紺です。白はすぐに決 まって、もう一つを紺にするか、ターコイズにするかで迷いました…

探偵映画 我孫子武丸

本好きよりは映画好きに薦めるべき作品。私は決して映画は嫌い じゃけれど詳しい、という程でもないので登場人物達が映画につい て語るところはきびしかったです。これが伏線だったらどうしよう と思いつつ読み飛ばしてしまいました。面倒臭くて。 主人公に…

寺島しのぶさん

寺島しのぶさんの主演ドラマが昨日から始まりました。ふだんド ラマをほとんど観ない私ですが、昨日は観ちゃいましたよ。だって しのぶさんは、菊之助のお姉様ですよ!もし私が菊之助の嫁になっ たら私のお姉様になる人ではないですか!(妄想御免)そりゃあ…

家守 歌野晶午

家にまつわる短編が五つおさめられています。京極堂的特厚系派 な私ですがたまにはこういうさくさく読める長さのものも良いです ね。古臭い世界が好きなので「人形師の家で」と「鄙」が好みでし たが、その他の作品も面白かったです。「転居先不明」は恐かっ…

彼女は存在しない 浦賀和宏

浦賀和宏の「安藤シリーズ」外作品です。後半にグロいシーンが あり、果たしてそれが本当に必要だったのかは多少疑問が残るとこ ろですが、総じて良く出来ていました。多重人格の「彼女」。存在 しないのはどの彼女なのか。最後の最後まで「あれ?まてよ?お…

二か月経過と謎の訪問者数急増

昨日でブログ開設から二ヶ月経ちまして、今日から三ヶ月目に突 入です。飽きっぽい私がここまで続けられたのもひとえにいつも見 に来てくださる皆様のおかげです。本当にありがとうございます。 とここまでは数日前から今日アップする予定だった内容なんです…

神のロジック人間のマジック 西澤保彦

途中ちょっと「スティーブン・キングっぽい?」と思いましたが、 ちゃんとミステリ的な種明かしが用意されていました。モダンホラー ではなかったです。以前この人の「ナイフが町に降ってくる」を紹 介した時に荒唐無稽な設定、と書きましたが、本書は不思議…

快適ワイヤレス

無事白林檎が無線でのインターネット接続に成功しました。ふつ うにNECのルーターで繋がりました。Air MacカードってAir Mac のベースステーションと対じゃなくても良いんですね。(もー、ホ ント無知ですいません。)驚いた。白林檎を買う時、Air Macカー …