2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

天使の眠り 岸田るり子

に、似ている...!!『ランボー・クラブ』と...。混乱フラグが...。 わわ!そういうことか!大枠は予想がついたけれど細かい部分で良く出 来ていて面白かったです。 ランボーもそうだったけれど、ダミーの存在がないのだよなあ。読者を ミスリードする仕掛け…

月館の殺人 佐々木倫子 漫画 / 綾辻行人 原作

読書感想と漫画とどちらの書庫に入れるか迷う作品。ヤフーブログもタ グが使えるといいのに。言わずと知れた我らが綾辻行人原作、漫画家佐々 木倫子画の名作ミステリコミックです。 もうこれ、何回読んだでしょうか。5~6回は読んでいると思います。何 故っ…

【保存食】今年の柚子胡椒は赤です

毎年恒例の柚子胡椒作成。過去の柚子胡椒はこちら 青唐辛子と青柚子で青柚子胡椒。赤唐辛子と黄柚子で赤柚子胡椒が出来 るのですが、今年は赤唐辛子と青柚子が手に入りました。ま、いっか。 唐辛子の種取り作業。ゴム手袋二枚重ねにしたけれど、それでも終わ…

こだわりの地味弁当

私は弁当作りが好きだし苦じゃないけれど、かと言って格別凝った事も しません。定番メニューをローテーションで作るので同じおかずもしょっ ちゅう入る。だからブログにしても似た様な絵面ばかりで面白くないので す。弁当ブログは出来ないなーーー。^^;…

紅の悲劇 太田忠司

これが何作目なのか全部で何作あるのか完結しているのかもよくわから ないまま読んでいる霞田兄妹シリーズ。漢字国名ものと色の名前ものがあ るのですね。国名の方しか読んでいなかったので色の名前は別の探偵だと 思っていたら霞田兄妹が出て来たのでびっく…

鷺と雪 北村薫

素晴らしいものを読んだ!満たされました。みなまで書かないこの粋な 終わり方はどうよ! 北村さんの筆の凄いなあ、と思うところは自分の疎い分野の事柄を興味 深く読ませてくれること。お能か、わかんないから飛ばし読みしちゃえ、 ではなくつい引き込まれ…

敗北への凱旋 連城三紀彦

暗号むじゅかちぃーーーーー。^^;; 暑いさなかややこしい謎解きを頑張って読んでハズレだと辛いのでこの 二人が薦めているのなら間違いなかんべ、というわけで綾辻・有栖川復刊 セレクションから。昨年『造花の蜜』でメロドラマじゃなくてミステリを 書…

家庭菜園で穫れたプチトマトのマリネ

父菊菜園で今年最も豊作だったのが黄プチトマト。甘くて皮もやわらか くて実がしっかり詰まっていて上々の出来です。 プチトマトのマリネ。甘めのドレッシングを作って漬け込みます。 お弁当の「隙間埋め」によく世間では登板するらしいプチトマト。でも、 …

グランド・ミステリー 奥泉光

おおお!奥泉文学だあああ。 堪能しました。面白かった。ミステリやエンタメ寄りの小説は大抵起承 転結がそのものズバリ説明されていますが、奥泉さんは本筋に関係あるん だかないんだか解らないエピソードを延々と読んでいると、その集積から 内容が徐々に…

空飛ぶ馬 北村薫

私が歌舞伎や和服が好きだと言うと、当然落語も好きだろうと思われる ことが実は結構あるのです。何の確認もなしに私がある程度詳しいという 前提で落語の話題を持ち出されたり、つぶやきに落語の台詞を引用したレ スを貰ったり。ここで宣言します。落語、観…

『しば漬け』今年は発酵させて作りました

しば漬け。 以前作った時は梅干しの副産物、梅酢を消費したいという動機だったの で、素材を梅酢に漬け込んで作りました。が、本来は素材を紫蘇と塩で漬 けて発酵させるもの。今年は本式でやってみましょう。 塩揉みして絞ったきゅうりと茄子、赤紫蘇にミョ…

覆面作家の夢の家 北村薫

うわー!そ、そんなことに!と思わず動揺してしまいましたが満足の三 作目、完結です。えーーー、覆面作家お嬢様探偵これで終わりー?もっと 読みたいよーう。 高野文子の絵が良くって、本文を読む前にしばし見入ってしまいました。 ピンクレディー踊ってる…

愛が理由 矢口敦子

39歳の女性主人公が謎の死をとげた友人の真実を究明する、ここまではい い。真相も面白かった。けれど肝心の謎解きにノレませんでした。 謎解きの相方に女と見紛う美貌の男子高校生を配しちゃうってのがなあ。 それをなくしたら矢口文学じゃないのかもしれな…

六つの手掛り 乾くるみ

名作「イニシエーション・ラブ」と迷作「Jの神話」がド強烈すぎてそ の他の作品があまり話題にのぼらない乾さん。しかし本書の様な軽めの短 編集や、竹本健治好きなら必読の超名作「匣の中」等幅広い作風で書ける 実力派なのだ。 怪しいチャップリンコスの手…

ゲノム・ハザード 司城志朗

自分は誰なのか、というアイデンティティを探る系ミステリ。これの前 に読んだランボー・クラブとネタが似ていて大混乱。なんだろ、いっとき 流行ったのかなこのテーマ。 実現可能な理系トリックを想像していたけれど結構突飛でファンタジー でした。起こっ…

ポークソテーのブルーベリーソース

果物はそのまま食べるよりも加熱加工した方が好き。ジャムやコンポー トだけではなくピザとか酢豚にパイナップルの様な「料理に果物」も私は ウエルカムです。でもサラダのリンゴは嫌なの。あれは生だからねー。 ポークソテーのブルーベリーソース。 豚肉と…

黒祠の島 小野不由美

夏だからホラーでしょ、と小野さんの「屍鬼」を図書館で探したら貸し 出し中で予約まで入ってた。皆考えることは一緒だね、と開架にあった本 書を借りて来ましたが、怖くなかったよ!あらら、こっちはホラーじゃな くてミステリなのね。 失踪した仕事仲間を…

家庭菜園で穫れたゴーヤでチャンプルー

父菊菜園でゴーヤが穫れました。 ゴーヤチャンプルー。豚肉でもいいんだけど、やっぱりこれにはスパム が合います。 我が家産ゴーヤ旨い!私は家庭のやせた庭土で素人がちょこっと作った 野菜なんてきちんと手入れされた畑の土でプロが沢山作った野菜にはか…

ランボー・クラブ 岸田るり子

面白かった! 久々にキャラ萌えでも設定頼みでもなく、謎の真相が気になる気持ちで 最後まで引っ張られるものを読みました。 自分が過去別の人間だったのではないか、という疑いを持った少年。母 子は何故失踪したのか、ルーツ探しだけでも充分もつ所に密室…

覆面作家愛の歌 北村薫

暑いせいか頭の中身のレベルのせいか。電話のトリックは何度も何度も 読んでようやく理解。覆面作家シリーズです。 覆面作家先生に他社からの依頼が来るということで、先生の世界が広が り始める本書。「覆面作家のお茶の会」はタイムリーというか、なるほど…

イノセント・ゲリラの祝祭 海堂尊

言っていいですか?言っちゃっていいですか? くろ菊出ますのでご注意。海堂ファンご免。 退屈。 ずーっと会議。会議で一冊。挫折しなかった自分を褒めてあげたい。も ともとあまり文章が上手い方ではない海堂さん。ただでさえ会話で読ませ るのはよっぽどの…

おくらと納豆でネバトロうどん

高熱が出てもご飯だけはしっかり食べる食い意地の張った私もさすがに 最近の暑さで食欲減退気味。ご飯粒がのどを通らず、パンと麺ばかり食べ ています。 おくらと納豆のネバトロうどん。 さっと茹でて刻んだおくらと味付けして練った納豆、プチトマト、紫蘇…

食べ過ぎ必至の油味噌

沖縄グルメで忘れてはならないのが油味噌。甘辛いおかず味噌。豚バ ラの細切れが練り込んであるものが有名です。以前はわしたショップで 買っていたのですが、今年の冬鯛味噌を作って気付きました。油味噌も 自分で作れるわー。 肉は出来るだけ表面積の少な…

家族の行方 矢口敦子

読んでる間ずっと主人公とその息子の関係性に据わりの悪い気持ち悪さ がありました。母親のことをおばさんと呼ぶ息子も息子のことを恋人を自 慢するかの様に美男子だと言う母もものすごく気持ち悪かった。 考えてみれば主人公親子だけではなく、明とロウ達の…

覆面作家は二人いる 北村薫

わははは!お嬢ぶっ飛んでるなーーーー! 北村さんはお嬢様がお好きなのかな。ベッキーさんが気に入ったので、 他のシリーズにも手を伸ばしてみたらこちらも主人公がお嬢様でした。で も、このお嬢様はひと味もふた味も英子とは違う。 お嬢のキャラが強烈す…

実山椒でうな丼

うなぎなう(回文)ってつぶやきそびれたけれど、うなぎ食べました。 毎年同じ様なうなぎだけれど、今年はひと味違います!山椒の実を塩ゆ でにして冷凍してあるので山椒が粉じゃなくて実山椒なんだもーーーん♪ いいね。口に入れてプツっと噛むと広がる鮮烈…