2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

2006年総括ーミステリー

06年も沢山のミステリを読みました。自分の選ぶ目も年々上 がっているし、ブログで趣味の合う人の記事を参考にもしている ので大きな外れはなかったです。 順位を付けずに今年読んだ中で面白かった物を挙げると ・邪魅の雫 京極夏彦(待たされましたしね) …

2006年総括ー歌舞伎ー

2006年は1月3日の浅草から12月24日歌舞伎座までめいっぱい歌 舞伎を観ました。 まず印象的だったのは亀治郎。一月浅草の六変化にはじまりパル コ歌舞伎での疾走、五月演舞場での八百屋お七、九月歌舞伎座の桜 丸、どれも強烈な印象を残す素晴らしい舞台でし…

辛くて旨い!サイアムナッツ

忘年会用の食材の買い出し中にコレに目が釘付けになってしまい ました。 サイアムナッツ!?何?タイ風ナッツ? ミックスナッツなんですが、みるからにサイアム!って感じ。唐 辛子がガツンと入っています。緑の葉っぱ...何だろう? ぱりぱり...。おお!レモ…

チルドレン 伊坂幸太郎

伊坂幸太郎には色々良い部分がありますが、それらのバランスが とれている作品です。どっちよりにもなっていない。伊坂をこれか ら読む人はここから入ってラッシュライフ等を読んで重力ピエロに 進むのが良いのではないかと思いました。 物語が終わっても、…

ひげちょうるうろう飯

仕事納めだし。いつもは家から持参の地味弁だけど、今日位はダ イエット休止で大好きなお弁当を買っちゃおう! ひげちょうるうろうはん!(漢字が出ない。webからコピペしよ うとしたら店名は全てロゴ画像だった。会社概要すらも。てことは がんばって出して…

十二月 歌舞伎座 昼の部 その二

「芝浜革財布」 うおおおおー。いいすなあ。いいすよお。 隈取系時代モノもいいけど世話物人情噺もなくっちゃね。菊五郎が 酒呑みで、近所に團蔵や亀蔵がいて。一年の終わりにほっこりと心 温まる良い噺。これだよ、これ。満足〜。 「勢獅子」 昼の部で一番…

十二月 歌舞伎座 昼の部 その一

「八重桐郭噺」 もっと大人の、ベテランの役者さんがやる役というイメージが あったので菊之助があの八重桐!?と配役を聞いて驚きました。 何度もしつこい位言っていますが、ここ一年の菊之助の成長は凄い。 八重桐も全く無理がなかったです。お姫様とか傾…

お正月の準備

大掃除も... 年賀状も未着手... でも、 お正月休みに読む本の準備だけは着々と進んでいます 今読みたい、いや、お正月の楽しみにとっておこう。 こういう葛藤もまた楽し。

灰色の仮面 折原一

折原一のウヒョ外作品。あるいはノンウヒョもの...。 ↑冒頭の一文はごく一部の方々を笑わせようという意図で書いて います。ピンとこないかたはスルーして下さい。 毎回良く出来てるし、面白いのですが..。続く言葉はもうおわか りでしょうか。いつもの、っ…

探偵伯爵と僕 森博嗣

探偵伯爵もチャフラさんも「僕」もなかなか魅力的でいいです ね〜。この人たちがどう活躍するのか。それだけでも先を読ませる 力があります。挿絵もいいわあ。 物事はたった一つ前提が崩れただけで全く別の様相を呈すること がある...。種明かし後再読したら…

あの日にドライブ 荻原浩

こういうのも書くんですねー。荻原浩。 事件が起こって「解決するのかな?ドキドキ」っていうのではな く、元銀行員のタクシードライバー伸郎の独り言のようなちょっと 愚痴めいた日常。 昔の彼女と結婚していたら...。銀行じゃなくて出版社に就職して いた…

しゃぶしゃぶサラダ

万年ダイエッターなので冬の晩ご飯は鍋が基本です。(ラストの 雑炊や麺はなしでね。)でも続くとさすがに飽きる...。 そんな時はコレです。しゃぶしゃぶサラダ!鍋材料の白菜をレタ スにかえるだけであとはほぼ同じ材料なんだけど、気分はすっごく 新鮮〜!

邪魔 奥田英朗

奥田英朗は面白いなあ〜!! 恭子にも九野にも入れ込んで一緒になってハラハラ、イライラ、 ドキドキしてしまいました。二段組で厚いけどその長さが気になり ません。 夫が何を隠しているのかという疑惑、警察と企業と暴力団のそれ ぞれの思惑、九野という一…

神様ゲーム 麻耶雄嵩

最高〜!!麻耶節炸裂〜! 「かつて子供だったあなたと少年少女のための」ミステリーラン ドシリーズ。さすが麻耶さん。この「子供にこれ、読ませていいの か!?」具合がたまらないです。「少年少女のための」ですからね、 と麻耶さんに毒のないものを書か…

魔夢十夜 小森健太朗

微妙〜。「Jの神話」系学園ものです。(←こう括ってしまうの は乱暴か?) 犯人はね、わかっちゃいます。だってあからさまにこの人だけ怪 しいもん。 暗号を解く過程とか鍵の蘊蓄が鬱陶しくないのが良いです。延々 と暗号解読試行錯誤なんて大抵飛ばし読みし…

第三回古着日本市

この週末は年に一度のお楽しみ。池袋サンシャインシティで古着 日本市です。今年が三回目のこのイベント、初回は舞い上がって一 人では持ちきれない位の大買い。二年目は一年目で古着が日本中か ら買い尽くされてしまったのでは?と危惧する程に不作で何も買…

塩チョコレート

嬉しいな〜!美味しそうなチョコレートを頂きましたよ。 どれから食べようかなー。 こういう詰め合わせは大抵説明書きが入っているので熟読します。 このプチっと白いの、何だろう?ミントか何かかな? ...アルペンザルツ!?塩っすか!!ほえーーー。そっか…

空白の殺意 中町信

騙しの部分は面白かったです。なんかひっかかる部分ではあって、 「私の誤読?」とモヤモヤしながら読み進めたらやはりそこの所が 鍵でした。 で、案の定古くさい。もっと昔に書かれたものでもこんなに古く ささは感じないのになんでこれほどまでに古くさい…

ひだまりの猫

幸せそうだなあ〜。 障子が「さん」だけなのは、猫のひなたぼっこ用に日差しが入る 様にここだけ切り取ってあるのです。親バカ...。

十二月 歌舞伎座 夜の部 その二

「紅葉狩」 結構すごい話なんです。気抜いて観ているとぎゃふん!てなりま す。 海老蔵がトチリまくりで残念でした。前半は海老蔵の苦手ジャン ルですよね。それにしてもちょっとひどかった。後半だいぶ盛り返 したけど...。この役は立ち役と女形の両方の素…

十二月 歌舞伎座 夜の部 その一

「心霊矢口の渡」 今年一番伸びた若手は文句無く菊之助だと思います。特別何か大 きな役で飛躍したというのではなく、今までコツコツと積み上げて 来たものが実になったという感じ。その実りある一年間の総仕上げ に相応しい演目でした。一目惚れする初々し…

梟の巨なる黄昏 笠井潔

章毎に主人公がリレー式にかわってゆき、章毎に一応の落ちはあ るのですが。終わらないよね?これが本落ちじゃないんでしょ!? だんだんと明かされて行く黒の書物の謎。梟の使者は誰なの!?気 になる!ドキドキ...。 ひゃーーー。びっくりした。 つるつる…

八月は一夜限りの心霊探偵 霧舎巧

琴ちゃん、グラビアですか...。 季節はずれですがおなじみ霧舎学園シリーズ。八月は心霊探偵で す。このシリーズ、油断しちゃ駄目だよって分かってるのについつ いホケーっと気緩めたまんま読んじゃうんですよねえ。だって琴 ちゃん水着だよ〜。グラビアだよ…