2009-01-01から1ヶ月間の記事一覧

連載小説 ドブなロク道<いけずの料理研究会>流水館へ 第五話

※諸事情により小説仕立てでお送りします。小説はウザイ、要点だけ追い たい、という方々のため要点を太字で記載しますのでご活用下さい。※ ■■■第五話■■■ 深く考えずに二人を送りだした自分の軽率さを悔やみながら台所へ駆け 込む。あっ!台所の入り口で、僕…

漫画 深夜食堂 安部夜郎

祝三巻発売♪ グルメ漫画部として日夜美味しい系漫画の探究に余念がないわたくし。 昨年一番のヒットは「深夜食堂」でございました。 夜から明け方までやっている食堂。お酒は一人三杯まで。メニューは豚 汁定食と酒、焼酎、ビールのみ。「食べたいもん言って…

連載小説 ドブなロク道<いけずの料理研究会>流水館へ 第四話

※諸事情により小説仕立てでお送りします。小説はウザイ、要点だけ追い たい、という方々のため要点を太字で記載しますのでご活用下さい。※ ■■■第四話■■■ 三日半。今までは白い液体に米粒が浮いた二層だったのが、下から白い 液体、黄色みがかった液体、米粒…

二色ご飯のお弁当

実験ネタばっかり続いても飽きるかな〜、ということで久々お弁当。 たぶん母はね、ちまちまオカズが色々入った凝ったお弁当も作ってく れてたと思うんです。でも、子供時代のしら菊がいっちばん好きだった お弁当は 二色ご飯。 副菜:きんぴらごぼう、ピーマ…

連載小説 ドブなロク道<いけずの料理研究会>流水館へ 第三話

※諸事情により小説仕立てでお送りします。小説はウザイ、要点だけ追い たい、という方々のため要点を太字で記載しますのでご活用下さい。※ ■■■第三話■■■ 一日半。二度目の朝を迎えた。早速ドブ□クチェックへ向かうと、既に 起きぬけでスッピンの白菊先輩が樽…

連載小説 ドブなロク道<いけずの料理研究会>流水館へ 第二話

※諸事情により小説仕立てでお送りします。小説はウザイ、要点だけ追い たい、という方々のため要点を太字で記載しますのでご活用下さい。※ ■■■第二話■■■ 翌朝、僕は起床と同時に昨日仕込んだドブ□クのチェックに向かった。 蓋を開けると依然としてイーストの…

連載小説 ドブなロク道<いけずの料理研究会>流水館へ 第一話

※諸事情により小説仕立てでお送りします。小説はウザイ、要点だけ追い たい、という方々のため要点を太字で記載しますのでご活用下さい。※ ■■■第一話■■■ 「わあ~お~!超豪華!」 建物が見えて来た瞬間我が部の紅一点白菊先輩がハイテンションで叫ん だ。我…

銀河不動産の超越 森博嗣

わはははは。素敵素敵。序盤が入り込めなくて途中で読むの止めようか と何回か思ったけど止めないでよかった。 森博嗣にハマりたての頃、大作「有限と微笑のパン」にノックアウトさ れた私はその後のサラリとした軽めの森文学にどうしても物足りなさを感 じ…

バター不使用 オリーブオイルで作るスコーン

オリーブオイルで作るクッキーがあまりにラクチンで、3回程焼きまし た。だってホントに生地が一瞬で出来るんですよ。しかもオリーブオイル だとボールと手がベトつかなくて後始末が超ラクなんです。スポンジで洗 えばサラっときれいになっちゃう。そしたら…

タルト・タタンの夢 近藤史恵 【しら菊の猫でもわかるミステリ用語解説付き】

近藤史恵は短編の人だな~。 堪能しました。出て来る料理の数々がどれも美味しそうで私の嗜好のツ ボをつき、物語を彩ります。子供の頃の愛読書に「大どろぼうホッツエン プロッツ」というドイツのお話があるのですが、それもどこが好きだった かって、食べ…

スナッチ 西澤保彦 【しら菊の猫でもわかるミステリ用語解説付き】

わ~、きたきた。西澤さんお得意のSF風味ミステリ。 そのSF的設定に気を取られ、ベツバオリやらサシモドシの理屈ばっかり 気にしていましたが、終盤になってようやくああ~!これミッシングリン クものだったのか!と気付きました。(遅すぎ。) 荒唐無稽設…

簡単!オリーブオイルで作るクッキー レシピ

簡単でローコレステロール!オリーブオイルクッキーのレシピです。 薄力粉 120g オリーブオイル 約70cc 砂糖50g きな粉 30g ごま 大さじ2 ベーキングパウダー 小さじ1/2 上記材料を混ぜるだけ。オイルと砂糖を混ぜたところに粉類をふるい入 れるのが丁寧方式…

消しゴムはんこ 雪の結晶

ⓒCopyright2008 Shiragiku Kikyosyobo 雪の結晶とラインとつぶつぶ水玉三種類のはんこで冬の葉書。はんこは 用紙からはみ出して捺すと結構かわいいです。構図に広がりが出るんです よ。^^ ブログランキング・にほんブログ村へ(文字をクリック)

2009年 1月 新春浅草歌舞伎 第一部 その二

?H3>新古演劇十種の内 土蜘 世話物も時代物も良いけれど、やっぱり松羽目物も欠かせません♪大勢 の三味線や長唄で気分が盛り上がるのがいいんだなあ〜♪ 勘太郎がんばったねえ。男っぽくなったなあ。弟はどんどん美しくなっ てゆくし、この兄弟は巧い具合に個…

2009年 1月 新春浅草歌舞伎 第一部 その一

一條大蔵譚 やっぱり亀様はクイズの人じゃなくて歌舞伎のお人やね〜〜!!素晴ら しかったよ!!興奮!! 若手花形歌舞伎なのにオメッティと亀鶴という(やや)オッサンコンビ からスタート。さすがにこの二人は中村屋兄弟と比べれば貫禄もあるし安 心して観…

黒い家 貴志祐介

ふぎゃーーーー。 こ、恐かった...。 以前は面白そう、とか好きな作家、とか今日は軽めのものがいいな、と かそういう観点で本を選んでいましたが、ブログを始めてから加わった新 しいポイントがあります。それは「話のタネになりそう」というもの。B 系だっ…

「ゆべし」作成にチャレンジ

「ゆべし」なるものに興味が合りまして。和菓子のもちもちした四角い アレではなくて、練り味噌を柚子に詰めて蒸して干す酒肴寄りの保存食。 美味しんぼで読んでからず〜っと気になってました。最近柚子を沢山入手 したので作り方を調べてみたらそれほど難し…

骨笛 皆川博子

凄すぎて震えました。 それぞれが独立した短編集でもないのだけれど、連作短編というのとも ちょっとちがう。自由自在に時系列を越え、夢と現の境界も越え、リアル と幻想のはざまをたゆたい、互いに干渉したかと思えばまた離れ、流れて 行く短編世界。ひと…

バターと卵不使用!オリーブオイルで作るクッキー

某料理コミュでみかけて驚愕したレシピがあります。溶かしバターに砂 糖と粉を入れて混ぜて焼くだけのクッキー。ええええ???卵入れないで 焼き菓子が出来るの?バターを溶かす?クリーム状になるまですり混ぜな くていいの???嘘〜〜!マジかよ〜!だっ…

6か月目、1月のぬか床さん

五か月経過、六か月目のぬか床さん。最近すごいですよ。なんか貫禄す ら感じさせる成熟した匂いがします。 相変わらずかぶと大根、人参がこの季節の主力メンバーとして日々ぬか 床の中にいます。 季節外れのものはあまり使いたくないのですが、小茄子がスー…

ビールにぴったり!カリカリポテト

おかんが一言。「あんたの食べるもんなんもないわ〜。」はいはい。い いですよ。決していじめでも虐待でもなく、こういうことうちではよくあ ります。主菜が鍋だと食事時間がずれる私は食べそびれるし、魚の時は最 初から魚がそれほど好きではない私の分が作…

蓬?愬 今野敏

話題になっている「隠蔽捜査」シリーズを読んでみようかと思ったら貸 し出し中だったので、それならばと手頃な厚さのものを借りてみました。 初今野敏。たぶん..。(ベテランの作家さんだけに忘れてるだけで昔何か 読んだ可能性も捨てきれず...。) 主人公渡…

薔薇の血を流して 皆川博子

年明けの古本屋には掘り出し物があるという師匠の教えを受け、正月 早々B○○K○FFに突撃して見つけた一冊。 タイトルからしてもう皆川節炸裂です。鼻血出そうに濃ゆい。三つの中 編で描かれるのは女の狂気。最初は表題作の主人公はるなが他の作品の登 場人物に…

もっちもち~!蓮根のお焼き

ずっとやってみたかった蓮根のお焼きを作ってみました。 蓮根をすりおろします。片栗粉少々と溶けるチーズの角切りを入れ、軽 く塩胡椒をして混ぜ、成形して焼きます。塩豚スライスとツナをトッピン グしました。トッピングはお好み焼きに豚バラをのせる要領…

密約幻書 多島斗志之 【しら菊の猫でもわかるミステリ用語解説付き】

平成元年の直木賞ノミネート作品。 富豪ゴッディ氏が大金を払ってでも手に入れようとする謎の鞄の中身は 何なのか。そこにはある大物の密約文書が...。 謎が大掛かりでとても面白いです。物語の時代は75年だけれど謎は日露 戦争時代に遡り、1900年代初頭は小…

ギブソン 藤岡真 【しら菊の猫でもわかるミステリ用語解説付き】

♪ギブソ~ンを手に入れ~、あの娘に~ブルースを聴かせよう~♪ そんな古い名曲が脳内をぐるぐるし、てっきり音楽モノだと思って手に 取りましたが、本書のギブソンはギターではなくカクテルの名前でした。 種明かし時にいくつか「これ誰だっけ」という名前が…

伊達巻の残りで ばらちらし

冷蔵庫にはおせちの残りの伊達巻の端っこと酢蓮。そんな時スーパーの 鮮魚コーナーでお刺身の盛り合わせパックが半額になっているのを見つけ て、パパパっと閃きましたよ!これはアレにするしかないっしょ~! ばらちらし!! 酢飯に角切りにした伊達巻と酢…

2009年 1月 国立劇場 その二

十返りの松 成駒屋御一行様。寛子、よく産んだ!という橋之助ジュニアが勢揃いの 舞踊。成駒屋さん安泰だなあ。三人もいるんだもんなあ。一人別の分野に 進みたいと言いだしてもまだあと二人いるんだもんね。(すぐそういう事 を考えてしまう。^^;;) 珍…

2009年 1月 国立劇場 その一

團十郎が歌舞伎の舞台に帰って来た!! というわけで早々に国立のチケットを押さえて、あとは坂東亀兄弟もチ ケット取らなきゃ。何処に出るのかな〜、と思っていたら團様と象引で共 演。一枚のチケットで二度美味しい。得した気分のお正月です。^^ 歌舞伎…

症例A 多島斗志之【しら菊の猫でもわかるミステリ用語解説付き】

ほにょにょにょにょ。ちょっと「はあ...。」という感じ。 面白いは面白いんです。厚いのに厚さを感じないぐいぐい読ませる引き はあるのですが。この症例ネタは別に目新しくないというか、多島作品を 読む程度に本好きな人ならばおそらくアレは既読であろう…