2005-06-01から1ヶ月間の記事一覧

懸賞当選!

最近化粧品のサンプルとか、小さな収穫しかなかったんですが、 久々にでかいものが当たりました。いえ、決して金額的にでかくは ないのですが、750㎖のコーヒーが12本は量的にインパクトがあ りました。それを「なんか当たったよ〜」って玄関から居間まで…

悩ましきAir Mac

ブロードバンドルーターをまだ買ってないんですよ。はい。そうで す。ネットは今、新人白林檎と私のメインマシン銀林檎(ノートでは ない。)を手動で切り替えて使っています。いちいちケーブル抜き差 し。 どうしてこんなにルーター買うのが遅れたかという…

イフからの手紙 湯川薫

面白かったー!この人はすごい人ですよ。ミステリ作家でもある けれど、科学の先生なんです。いつも読んだ後「すっげー!」って 思って、図書館で量子力学の本を借りるんですが、大体最初の数ペ ージ読んだだけで返却期限がきちゃうんですけどね。なんかね、…

助六

私は歌舞伎を観たいけど何を観てよいか解らないという人にはまず美しい女形を観たいのか格好良い立ち役を観たいのか聞いてから演目をいくつか勧めたりしますが、助六はその両方が楽しめます。 助六はそれはそれは色男で吉原でもモテモテですし、恋人の揚巻は…

8の殺人 我孫子武丸

まあまあ、でした。歌野氏の「長い家」と同じ時代に書かれたの でしょうか?たぶんあの頃はこれで良かったんですよね。でも今と なってはちょっと物足りないけど。ミステリばっかり日頃読んでる 人ならトリックは見破れるでしょう。でも本書は長い家よりは読…

封印再度 森博嗣

詩的私的ジャックに次いでタイトルが素晴らしいです。封印再度。 WHO INSIDE。ちょっと萌絵が嫌なやつです。犀川を試すようなこ とをします。二人の関係という観点から、シリーズ中はずす事の出 来ない重要な一冊ですが、これだけ単独で読んでも充分面白いと…

ロングロングソーセージ

昨日は友人と「陶芸体験」に行ってきまして、ビアマグを二個作って来ました。ブロガーの私としては写真をいっぱいとってリポートしたいところだったのですが、作業中は手はどろんこだし、製作にいっぱいいっぱいで一枚も写真をとることができませんでした。…

獄中記ー地獄篇 ジェフリー・アーチャー

十代の頃、何かを読みかけたものの途中で放り出しそのまま私の 世界にいなかったジェフリー・アーチャー。なんだか知らない間に 大変な事になっていました。小説一冊も完読してないのにいきなり 刑務所日記です。 三部作、っていうから相当長いこと獄中にい…

トラックパッド

今までデスクトップしか使ったことがなく、今回の白林檎がはじ めてのノートです。使う前はトラックパッドがさぞかし使いにくい だろうなあ、と思っていましたが、案外すぐ慣れました。両親もそ れなりに使えてるみたいです。兎にも角にも「マウスを買わなき…

栄光一途 雫井脩介

「ジェシカ」を読んだ直後にまたしてもスポーツもの。偶然です。 狙ってはいません。スポーツ、ドーピング、っていうネタはミス テリ的に流行り? 読みやすいです。柔道が全くわからない私でも最後までするっ と読めました。たぶん試合のシーンの描写が巧い…

白林檎がやって来た!

我が家に都合三台目となる林檎がやって来ました。初のノート。 白林檎です。いよいよ近い内にバージョンアップしそうで、一ヶ月 待ちましたが、一向に発表がないのでしびれをきらして買ってしま いました。いいもん。明日同じ値段でHDDが60GBの白林檎が出た…

新ニューヨークネイバーズ 中尊寺ゆつこ

中尊寺ゆつこが気になり出したのはほんのここ1〜2年位のこと です。オヤジギャルの時代には「自分とは違うジャンルに属する 作品」って思っていて全然食指が動かなかったので。 毎号買っている雑誌「Frau」に連載されていたこの作品。著者 が「第二の故郷」…

影踏み 横山秀夫

あちこち書評ブログを彷徨った結果、どうやらファンの間でも評 価が別れている模様の本書。登場人物が多くて、私は「この人誰だっ け」と何度も前に戻りながら読みました。泥棒って留守宅に入るも んだとばかり思っていたけど、寝ている間に盗みに入るのを専…

家飲みのススメ

昨日は友人宅でホームパーティーという名の飲み会。外で飲むの も楽しいけれど、家でいっぱい料理作って、っていうのも楽しいも のです。 海老とアボガドのサラダ、タイ風グリーンサラダ、ソーセージとザ ワークラウト、カボチャとかりかりベーコンのガーリ…

ゲーム「YAKATA」

最近ブログにかまけていて中断していたゲーム「YAKATA」を再開。ようやく「てっそのおり」があんまり出なくなったな、と思ったら今度はこけしの大襲来。四体セットとかで出てくる上にとげとげこけしに変身するのであまりにもうざくて禁じ手としていた「逃げ…

コメントが!

?H3>ここ2~3日、いただいたコメントが「最新のコメント」欄にはあるのに本文に反映されない、というトラブルが続いています。 最初は書いてくれた御本人が削除したのが「最新のコメント」から消え てないっていうバグかと思いましたが、3人も続くとさすがに…

ジェシカが駆け抜けた七年間について 歌野晶午

読んでいる最中はすごく面白くて、一気読みだったのですが、読 み終わってみると、「まあ、そんなところだろうな」という感想。 種明かしの部分があまりに自分と遠い世界の話だとそうなりがちで すけど。途中から考える事放棄。きっと辻褄のあう説明をこれか…

弁天娘女男白波

今日は観劇記ではありません。大好きな演目「弁天娘女男白波」についてのお話です。 物語自体はこの前後もあるのですが、通常「浜松屋店先の場」と「稲瀬川勢揃いの場」の二場だけがセットで上演される事が多いです。はじめて観たのが菊之助の弁天小僧で、あ…

すべてがFになる 森博嗣

言わずとしれた森博嗣の代表作。冒頭の四季と萌絵の会話にまず 驚かされました。萌絵だって凡人に比べればものすごく頭の良い人 物なのに、四季はそれを超越し終始会話をリードします。無駄がな くてテンポの良い会話。最初の数十ページで森博嗣はただ者では…

翼ある闇 麻耶雄嵩

木更津とメルカトルのダブル探偵。どちらかが真の探偵でどちら かは狂言回しなのか...。木更津が全てを解決し、最後にメルカトル が引っ掻き回して混乱させる、というパターンを想像していました が、そこまで単純ではなかったですね。 木更津と香月が依頼人…

倉橋由美子さんが

倉橋由美子さんが亡くなられたそうですね。 うちの親と近い年令だったんだ...。 「大人のための残酷童話」面白かった。 ご冥福をお祈りいたします。

宿命 高沢 皓司

今日は私がミステリに次いで好きなジャンル、ノンフィクション です。98年に刊行された本書。「よど号事件」の、そしてかの国北 朝鮮の実話はミステリ3〜4冊読んだのと同じ位の熱中度、満足感が ありました。まさに事実は小説より奇なり、といったところでし…

歌舞伎鑑賞教室 「毛抜」 国立劇場

国立劇場が歌舞伎鑑賞教室という催しをやっていまして、今回はじめて行ってみました。普通歌舞伎座で歌舞伎を観るときは3~4つの演目で4~5時間の長丁場なのですが、鑑賞教室は30分位の解説プラス1演目で2~3時間とかなりコンパクトです。解りやすい演目…

みなさま こんにちは。

ごあいさつ いらっしゃいませ。当店は本と歌舞伎のお話がメインのブログです。 たまーに映画鑑賞記やその他店主しら菊の雑記もエントリーします。 どうぞごゆっくり御覧下さい。 店主紹介 しら菊 東京都在住の独身30代女性。 幼少期より本と親しみ、休日には…

時計館の殺人 綾辻行人

綾辻作品からどれか一冊挙げよ、といわれたら「時計館」でしょ うか。館シリーズの中では文句なく一位だと思っています。私は日 頃ミステリのトリック以外の部分を評価基準にすることが多いんで す。ミステリだったらトリックは良くて当たり前。そこが良くな…

希望 永井するみ

そっちいっちゃったかー。と言う感じ。そこそこの水準のものを定 期的に発表している割にいまいちブレイクしないという印象の永井す るみ。本書「希望」は刊行当初結構書店で平積みになっていたし、 「そろそろ彼女、来るんじゃないのー?」と思って手に取っ…

ブルー・レクイエム

ノワールなフランス映画です。いかにもフランス映画って感じ。 ハリウッド映画ならこのエピソード数だったら半分の時間におさ めちゃいそうです。ゆっくり、じりじりと終末に向かうその速度 がヨーロッパ映画的。ドンパチな銃撃シーンも何故かシックで乾 い…

らっきょうの味噌漬け

らっきょうってみなさんお好きですか?はい。私は大好きなんです。 今年は思いきって自分で漬けてみました。(休日半日仕事ですよ。大 半は皮を剥いてる時間。) 何年か前に料理の本で見て、母が漬けた味噌漬けが忘れられず、で もそのレシピが見つからなか…

姑獲鳥の夏 豆本!

くいんさんやCuttyさんのブログで話題になっている、「姑獲鳥の 夏」の映画前売り券ノベルティの豆本。まだありました!売り出し てからけっこう経つみたいだからもうないかと思ったのですが。 ふだんこのテのおまけ系にはクールなつもりの私でしたが、これ…

夏と冬の奏鳴曲 麻耶雄嵩

おほー。やってくれましたね。メルカトル。どうせスッキリさせ てはくれないんだろうな。と思ってはいたけれど。一応「雪で閉ざ された密室」とか首なし死体等細かい謎がいくつか出てきてその謎 は解明されるんだけど(そのうちいくつかはミステリ好きなら読…