ミザリー スティーヴン・キング
幼少時代から本好きな私でしたが、十代後半になって、受験もあり、
読書に付加価値を求めてしまっていたんです。受験に役立つ、とかこ
れから生きて行く上で役立つ、とか。こ難しい本を読みたがる時期、
というか。義務的に一ヶ月何冊は最低限読む、とルールを決めたりし
て。もちろんそれが今役立っている部分も沢山あるんですけど。
読書に付加価値を求めてしまっていたんです。受験に役立つ、とかこ
れから生きて行く上で役立つ、とか。こ難しい本を読みたがる時期、
というか。義務的に一ヶ月何冊は最低限読む、とルールを決めたりし
て。もちろんそれが今役立っている部分も沢山あるんですけど。
当然の成りゆきとして読書があんまり楽しくなくなってしまいまし
た。そんな時に「スティーヴン・キングが面白い」っていう書評をど
こかで読んで、「そうだ。読書ってもともと私にとっては娯楽だった
んじゃん!」って気付いたのです。
た。そんな時に「スティーヴン・キングが面白い」っていう書評をど
こかで読んで、「そうだ。読書ってもともと私にとっては娯楽だった
んじゃん!」って気付いたのです。
久々でした。ハラハラ、ドキドキ。お風呂入りたいからあと5ペー
ジでやめておこう。と思うのにやめられない。しおりを挟んで立ち上
がるんだけど、また思い直して座って読んでしまう。ぐいぐいとペー
ジをめくって頭に大量の文字がどっと流れ込んで来る快感。この作品
が私の読書人生の転機となりました。それ以降本当に楽しく色んな本
を読んでいます。今思えば私の「厚い本好き」のルーツはここにある
かも。
ジでやめておこう。と思うのにやめられない。しおりを挟んで立ち上
がるんだけど、また思い直して座って読んでしまう。ぐいぐいとペー
ジをめくって頭に大量の文字がどっと流れ込んで来る快感。この作品
が私の読書人生の転機となりました。それ以降本当に楽しく色んな本
を読んでいます。今思えば私の「厚い本好き」のルーツはここにある
かも。
星5つ。恐いですよ〜!