2005年桔梗書房総まとめ

 人並みに今年の総括でもしてみようかと思います。今年の、と
いってもあくまで私が今年出会ったというだけで今年発売になった、
という意味ではありません。

 印象に残った作家さん
浦賀和宏(安藤シリーズの次回作が楽しみ)
歌野晶午(あのショックは強烈だった)
黒田研二(コンスタントにどれも面白かった)
麻耶雄嵩(あの目眩感を描き出せる作家さんはそういないと思う)

 面白かった作品
・奇偶 山口雅也(今年のベスト。再読したいナンバーワン)
・夏と冬の奏鳴曲 麻耶雄嵩(本書と鴉と蛍とで何を挙げるか迷い
ました)
・Killer X クイーン兄弟(文句なく騙された。”さあ、騙すぞ”
という書き手の意気込みが一番感じられたのが本書。)

 良かった役者さん
市川亀治郎丈(今一番輝いています。来年も追いかけます。)

 今一番の願い
市川團十郎丈、市川猿之助丈の回復(このお二方のいない歌舞伎
界は本当に寂しい。いくら他の方々ががんばっても何かが足りない
気がしてしまう。)

 気になっている事
邪魅の雫がいつ出るのか(気長に待ちますよ。)

 楽しかった事
ブログを始めて、飽きっぽい私がこんなに長く続ける事が出来、趣
味のあう方々と知り合えた事。あまりコメントマメではない私の所
にいつもコメントを下さる方々、ありがとうございます。そして普
段あまりコメント等で交流のない方々も、ありがとうございます。
40人を超える方々がお気に入り登録して下さっていて、本当に嬉し
いです。

2006年もよろしくおねがいしま〜す。