フリッカー式 佐藤友哉
先に読了した「水没ピアノ」と「飛ぶ教室」で大層驚きましたの
で、本書ではあまり驚きませんでした。あれも、これも、まあ佐藤
友哉ならその位の事はあり得るな、と思ってしまった。でもこれが
デビュー作なんですよね。編集者がいきなり賞の応募作として20才
そこそこの人間が書いたものとしてこれを読んだらやっぱりびっく
りだ。
で、本書ではあまり驚きませんでした。あれも、これも、まあ佐藤
友哉ならその位の事はあり得るな、と思ってしまった。でもこれが
デビュー作なんですよね。編集者がいきなり賞の応募作として20才
そこそこの人間が書いたものとしてこれを読んだらやっぱりびっく
りだ。
類い稀なる、って言うんでしょうか。デビュー作なのに文章に粗
があんまりないです。こなれている。ちゃんと文章に友哉カラーが
出ているし...。
があんまりないです。こなれている。ちゃんと文章に友哉カラーが
出ているし...。
乙一や西尾維新も相当壊れているけれど佐藤友哉に比べればまだ
ポピュラリティがあった様な気がします。そんな友哉カラーは本読
みマニアの「私は友哉の良さ解るもん」という優越感を絶妙にくす
ぐるのではないか...。そしてこの作品同士のリンク具合やネタの小
出し具合がシリーズ物好きの心を絶妙にくすぐる...。友哉タンには
くすぐられっぱなしなのであった。
ポピュラリティがあった様な気がします。そんな友哉カラーは本読
みマニアの「私は友哉の良さ解るもん」という優越感を絶妙にくす
ぐるのではないか...。そしてこの作品同士のリンク具合やネタの小
出し具合がシリーズ物好きの心を絶妙にくすぐる...。友哉タンには
くすぐられっぱなしなのであった。
星3.8個