追悼 カート・ヴォネガット

 ヴォネガット...。(いつから名前にJrがつかなくなったんだろう)

 十代前半、星新一筒井康隆とクリスティをあらかた読み終え、
次に手に取った作家でした。そこがその後の自分の文化芸術的嗜好
を決定付ける分岐点だった気がします。ショックや感銘やワクワク
や色々な物を得ました。あの時期にちょっと背伸びしてヴォネガッ
トを経ていて良かった。大好きな作家です。天国へ行ってしまって
これ以上の新作が読めないことは残念だけど。もう私はヴォネガッ
トから沢山のものを貰ったので満足です。ありがとう。ハイホー。

 なんてちょっと強がってみたけどやっぱり寂しいなあ。哀しいな
あ。

ウィキペディア カート・ヴォネガット
↑76年以降Jrが消えたようです。ウィキ便利だなあ。