2007年5月 歌舞伎座 團菊際 昼の部 その一

　開場すぐにブロマイド売り場に直行。あ、あった！梯子を支える
亀三郎！うお！亀三郎どれもこれも良いショット！五種類全部大人
買いして大満足です。

泥棒と若殿

　うおお。期待してなかったけどすっごく良いぞう。松禄が合った
役でのびのびしているし受け止める三津五郎も品があって素敵。坂
東の亀兄弟が凛々しく色違いの着物で並ぶのも嬉しい。セカチュー
なんかよりずっと泣けるよ、コレ。（いや、セカチューよく知らな
いんですけども。）伝九の気持ちより成信の苦悩で泣けるあたりが
さすが三津五郎、ってところですね。

勧進帳

　大大大好きな勧進帳が五月の團菊祭で團十郎と菊五郎の組み合わ
せで観られる、って私には相当嬉しい事です。團十郎が病気をして
から、やはり山伏問答や六方に一時期の様な勢いがないかなあ、と
も思うのですが、病気をして得たものもあると思いました。延年の
舞が今まで観た團十郎弁慶の中で一番良かった気がします。相手も
ベテラン菊五郎と梅玉だし四天王の年齢層も高めで若さや勢いはな
い分、落ち着いたグレードの高い舞台でした。

　その二へ続く