カラマーゾフの兄弟チャレンジ中-3

 3巻が終わりました〜〜〜!!!

 怒濤の展開!うひょ〜!

 まずアリョーシャの信仰をゆさぶるある出来事にぶっとんだ。そ
うか。そういうことを信じていたのか。宗教や文化が異なるってこ
ういうことよね。私には想像もつかない事ごとに、理由に、翻弄さ
れる登場人物達がただただ興味深い。

 ミーチャの発想も論法もこれまたすごい...。

 この論理で融資が受けられるものなのか?ロシアでは裕福な大人
が大金を若者に融資するっていうのはわりと良くあることなのかな?
ミーチャの懇願に対するホフラコーワ夫人の返答も面白かった。こ
の二人の噛み合わなさがトホホで笑える。

 ミーチャの破滅的で刹那的な豪遊はサイケデリックでクラクラし
ました。これ、ものすごい小説だな〜。脇役達のエピソードの一つ
一つも面白くて思想的な部分に理解が及ばなくても充分楽しめるよ
うに出来てるんですね。もちろん理解が及ぶに越した事はないので
すが...。