雪深恋密室 ~ゆきふかきこいのみっしつ~  三味線探偵志ら菊の事件簿

 復帰目出たいカティさんの面白企画。題して『私の書かなかったミステ
リ』~タイトルコンテスト~。架空のミステリタイトルを投稿して面白さ
を競うというもの。これに投稿しようとネタ出しをしていたら気に入った
のが出来ちゃいました。でもこれ、無記名で発表して後から誰が書いたか
明かす、っていう企画なのに私が書いたってバレバレです!ボツにするの
も惜しいのでここで発表してしまえ~!しかも投稿はタイトルと帯文句だ
けなのにあらすじまでつけちゃった!(投稿用はただ今新たに考え中)


『雪深恋密室 ~ゆきふかきこいのみっしつ~』

帯文句
 江戸吉原で起こった未曾有の三重密室殺人事件に名探偵、郭芸者(くる
わげいしゃ)の志ら菊が挑む。段階を追って三度も挟まれる「読者への挑
戦」。貴方はこの謎が解けるか!?

あらすじ
 江戸は吉原の遊廓、鵜炉帆路巣(うろぼろす)にお忍びで通っていた大
名が謎の死をとげた。現場から姿を消した花魁雪彩(ゆきあや)。降り積
もる雪には外へ向かう女物の足跡はない。鵜炉帆路巣出入り口には遣り手
の花て井(かてぃ)が、吉原大門にも見張りがおり現場は雪と合わせて三
重の密室だったのである!!!

 「どうやら殺しのようじゃわいなぁ」そこへ登場したのは吉原きっての
名探偵、郭芸者の志ら菊。果たして志ら菊は犯人を指名することが出来る
のであろうか。一同に諦めの空気が広がりはじめたそのとき名探偵の声が
響き渡る。「ちょいとお前さん、関係者をみんなこの座敷に集めておくれ
でないか...。」一同が固唾をのんで見守る中、志ら菊の口からは驚きの真
相が語られるのであった...。

*******

「お江戸には不思議な事など何にもないのサ..、お沙江(さえ)つぁん。」
今日もお江戸吉原に志ら菊の奏でる三味線の音が響き渡るのであった。
べべんべん。



 お名前を勝手に拝借しちゃった皆様笑って許して下さい。この物語は全
てフィクションです。