2008年 8月 国立劇場 第六回亀治郎の会

 毎年小さな会場で席数が少なく瞬く間に売り切れてしまう亀治郎の会。
なんと!今年は国立劇場の大劇場に出世!チケットが取れました!

?H3>俊寛  始めて観る演目のため残念ながらどのあたりが澤瀉屋の型なのか、亀治
郎の工夫なのか、スタンダードな演じ方なのかが解りませんでした。地味
で通好みの演目というイメージだったけれど、とても解り易くて面白かっ
たです。ラストの海が圧巻。

 夏休みでリフレッシュしたのか亀三郎の声もいつにも増して良く、堪能
しました。浄瑠璃は一押し葵太夫さんが途中交代なしの唄いっぱなし。葵
太夫さんは猿之助さんの舞台によく出られていた様ですから澤瀉屋さんと
縁が深いのでしょうか。

?H3>京鹿子娘道成寺  あけてびっくり。所化の楽しいやりとりなどばっつり削った大胆亀治郎
オンリー演出の道成寺道成寺玉三郎藤十郎などそうそうたる方々の
ものを観ているので比べてしまっては可哀想だけど、私が観た日はちょっ
と亀様お疲れかしら、という気がしました。



 イメージ 1

 ピチカートファイヴのツアーパンフの如きオサレ系装丁のプログラム。
中身は完全亀治郎オンリーで他のキャストは公式プロフ写真が載っている
のみ。取り下ろし写真はおろかコメントすらありませんでした。残念。
まあ、亀治郎の会だしね...。でもコメント位あっても...。



↑今まで「古典芸能」ってひとくくりだったけど歌舞伎のカテゴリーが出
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