原作を読んでから観ようと思っていたのに間に合わず、痛恨の映画先行
になってしまったD.M.C。
笑う気満々で見に行ったのですが、
クラウザーさんの苦悩やおかあさん
の優しいまなざしになんだかホロリ、
ジーン、ときてしまいました。
少年、
青年漫画の映像化にありがちなのが、こっぱずかしいオーバー演
技。そこを松ケンがとても上手に演じきっています。それなりに大げさな
のだけれど上滑りしてないのが凄い。ローサちゃんも可愛いし
鈴木一真の
うさん臭さも巧い。大倉君は何を演じても大倉君だなー。役になりきるの
ではなく大倉君として役にハマるのが面白い。松雪さんが若干空回り気味
か...。
クラウザーさんとファンが東京を走り回るシーンで5月の團菊祭の歌舞
伎座前を走り抜けるのが歌舞伎ファンには見どころ。あ、見どころといえ
ば往年の大スターも!
見ている間漠然と「
スガシカオ...。」と思っていましたがエンドロール
で「
カジヒデキだよ!」と気付きました。似てる...、よね?名前...。
↓面白かったので原作も読も〜っと。