【保存食】牡蠣のオイル漬け

 冬になると皆さんこの食べ物の話題で盛り上がっていて楽しそう。でも
実は私、苦手なんです。牡蠣。

 もともとそれほど好きではなかったのに「これは新鮮だから!」と勧め
られ、ちょっと無理して食べたら運悪く辛い事態に陥った経験がありまし
て。旅先では一期一会!と何でも食べてみる主義の食い意地の張った私が
昔フランス旅行で唯一手を付けなかった料理、それは生牡蠣...。

 それでもフライならまあ、積極的に自分からは食べないけれど出されれ
ば食べられるのですが、一番駄目なのが牡蠣鍋。豆腐も、白菜も、何もか
もが牡蠣味で、おまけに居酒屋の個室に牡蠣臭が充満して、本当にアレは
辛かった。

 先日牡蠣の佃煮を食べたら美味しかったので、牡蠣鍋とか牡蠣飯とか牡
蠣味が広がる料理ではなく、ぎゅっと閉じ込める調理法ならいけるのでは
ということで、太田垣晴子さんのエッセイで見た牡蠣のオイル漬けを作っ
てみました。前置き長いな。

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 ぎゃー!こんなにー!って位身が縮まってショックではありますが、大
変美味です!これならいける!苦手な風味は全く感じず、旨味だけが残っ
ているのが魔法の様!カリっと焼いたバゲットに乗せてレモンを絞ってど
うぞ。お試しで1パック作ったけれど、保存がきくので次回は数パック買っ
て沢山作ろうと思います。漬けたオイルでパスタを作ると旨いらしい...。