2011年3月 新橋演舞場 夜の部
うーむ。平安ものはあまり好きではないのよねー。新之助光源氏も何度か観た
けれどやっぱり歌舞伎には浄瑠璃や長唄がないと思っちゃう。今回もこれだけの
顔ぶれならもっと面白いものが色々出来るのに、と勿体なく感じました。
けれどやっぱり歌舞伎には浄瑠璃や長唄がないと思っちゃう。今回もこれだけの
顔ぶれならもっと面白いものが色々出来るのに、と勿体なく感じました。
吉右衛門と染五郎が浮船を取り合う同じレベルの魅力の人物には見えない。幸
せな若い二人におやじが割って入った風。だから浮舟が揺れてるっていうのも伝
わってこなくて、好色おやじに手込めにされたかわいそうな浮舟タン、としか思
えないのであの重要な和歌の意味がピンと来ない。薫と匂宮はもう少し世代が近
い二人にやらせるべきではなかろうか。例えば匂宮が橋之助だったらぐっと解り
易かったと思う。しっかし浮舟の母も凄いことするよね。
せな若い二人におやじが割って入った風。だから浮舟が揺れてるっていうのも伝
わってこなくて、好色おやじに手込めにされたかわいそうな浮舟タン、としか思
えないのであの重要な和歌の意味がピンと来ない。薫と匂宮はもう少し世代が近
い二人にやらせるべきではなかろうか。例えば匂宮が橋之助だったらぐっと解り
易かったと思う。しっかし浮舟の母も凄いことするよね。