漫画歴を振り返る 小学生時代(りぼん、別マ-1)

暑さで小説が読み進まないのと、もねさんのところで色々懐かしい漫画のことを
思い出し、手持ちの古いコミックスを再読したり図書館で借りて読んだりして自
分の漫画歴を振り返っている今日この頃。せっかく色々思い出したので何回かに
分けて漫画歴を纏めてみようと思います。

第一回目は小学生時代。85年まで。80年代文系女児は必ずなかよしかりぼんのど
ちらかを買っていました。私はりぼん派。

82年~85年 りぼん

当時のりぼん二大勢力はときめきトゥナイト『月の夜星の朝』。太刀掛秀
子が終盤でちびまるこや矢沢あいはデビュー前。ファンタジーが苦手なため断然
ときめき~より月の~が好きだった。月の~も先日感想を書いた『朱鷺色三角』
も主人公はバスケ選手。サッカーがメジャーになる前、少女漫画に登場するカッ
コイイスポーツ=バスケだったのだ。萩岩なつみの銀曜日のおとぎばなし
椋冬美の『リップスティックグラフティ』トルコ嫁になる前の高橋由佳利『プ
ラスティックドール』が懐かしい。巨匠一条ゆかり有閑倶楽部を書いては
いたけれど70年代の様な勢いはなく、明らかにりぼんという雑誌にはそぐわなく
なっていたもののその後コーラスという落ち着き先が出来るまでは迷走しながら
りぼんに書き続けていた時期。一条ゆかりはリアルタイムではなく後から遡って
読んだ70年代の方が好き。

84~85年 別冊マーガレット

五年生の夏頃、年齢的にりぼんが物足りなくなって来て同じ集英社ということで
馴染みやすく値段も260円と安かった別冊マーガレットと出会います。くらもち
ふさこ、槇村さとるに衝撃を受けてその後『月の夜星の朝』終了を機に購読を別
マに一本化。週間マーガレットもたまに買ってみるものの連続購入には至らずあ
くまで別マ派。

84~88年頃が私にとっての別マ黄金時代。槇村さとる『ダイヤモンドパラダイ
ス』は今でも一番好きな槇村作品。作者本人はあんまりこの作品気に入っていな
さそうだけど。槇村作品は『愛のアランフェス』と『ダイヤモンド~』と『白の
ファルーカ』『ダンシング・ゼネレーション』『NYバード』が好き。この後読者
と年齢が離れるにつれ急速に説教臭いメッセージが盛り込まれる様になって苦手
に。『半熟革命』も駄目でした。ジロさんもハナも好きではなく、世間的に評価
はそこそこの作品だけど自分は早く連載が終わらないかと思いながら読んでたな
あ。今読むと当時の世相が懐かしくて楽しめるんだけどね。

くらもちふさこ『A-Girl』『アンコールは三回』。とっても大人っぽくてお
洒落だった。忘れてはならないのがいくえみ綾『エンゲージ』。あの切なさは
初期いくえみの傑作。


中学時代編に続く


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