漫画歴を振り返る-2 中学時代 (別マ-2、LaLa)

中学生編
※86年~88年
この時期野球部の人数とサッカー部の人数が逆転し、制服のスカート丈の流行が
ロングからミニに変わりました。転換期です。まだ崩壊の兆しが見えないバブル
期。

86年~88年 別冊マーガレット-2

中学生になっても引き続き別マ。小学校高学年からLaLaもぼつぼつ買っていたと
は思うけれど毎号買う様になったのはおそらく中学生の頃。思えば「なかよしと
りぼんならりぼん」「週マと別マなら別マ」「花ゆめとLaLaならLaLa」これは全
く迷うことなくきっぱり決められた。決める以前に決まっているという感じ。理
屈じゃなく肌に合う合わないなんだよねえ。

中学時代の別マで印象深いのは『POPS』。三島君が格好良かったし薬子のサラサ
ラロングヘアにも憧れた。半熟~が駄目だった槇村さとる『白のファルーカ』
は良かった。色気があったし得意のスケートもので画も今ほど荒れておらず暗く
重たい内容も好み。ジロさんと似たタイプの恵はやはりそれほど好きではなかっ
たけれど...。

個人的にくらもちふさこの最高傑作と思っている『Kiss+πr²』もこの頃。およそ
少女漫画のヒーローらしからぬ雑賀を主役に据えたセンスは凄いと思う。都会的
でレイジーな雰囲気の登場人物達が格好良かった。東京っ子の私には『天然コケ
コッコー』の田園風景よりも80年代の都会モノの方がノスタルジックなんです。

86年~88年LaLa

その頃LaLaは成田美名子『CIPHER』樹なつみ『パッション・パレード』玖保キ
リコ『シニカル・ヒステリーアワー』なかじ有紀『小山荘のきらわれもの』清水玲
『竜の眠る星』岡野史佳が出て来た時この新人上手い!と印象的だった。わ
かつきめぐみはデビューから月は東に日は西にまでは大好きだけど
So What?で拒絶反応。アンチファンタジーなので耳がとがった時点で私的
にはアウトでした。

樹なつみはパッション~までで花咲ける青少年は全く読んでいないと思って
いたのだけれど、今回色々調べてみて勘違いだと判明。花青の第一話は朱鷺色と
パッションの間に書かれているのね。読んでるじゃん!正式な連載が始まってか
らもしばらく読んでいる筈。どうしてこんなにきっぱりすっぽり記憶から抜け落
ちているのだろう。まあ、でも兎に角当時のLaLaと言えば『CIPHER』でしょう
ね。ほんとアレは読み応えがあって面白かった。少女漫画はここまでのことを表
現出来るのかと。最終回読んだ後はしばらく虚脱状態だったものなー。未だにあ
れを超える少女漫画は出ていないのでは。扉のカラーも毎号ため息が出る程美し
かった。切って取っておけばよかったよ。今度単独で記事を書きます。


小中学生時代は別冊少女コミックもたまーに買ってました。『全略ミルクハウス』
『ないしょのハーフムーン』『ファミリー!』の頃。同世代の貴方!どーだ懐かし
いだろー!


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