漫画歴を振り返る-4 20歳以降 (少年&青年漫画)

1993~少年&青年漫画

大学時代オヤジ系喫茶店でバイトをしていて、お客さんが捨ててく漫画雑誌が休
憩室に山盛りありまして。そこで少女漫画に飽きて来た私は少年&青年漫画の洗
礼を受けます。ジャンプ、マガジン、ヤンジャンヤンマガ、モーニング、スピ
リッツ等、大量に毎週読んでました。名作国民クイズ出会ったのもこの喫
茶店『バカ兄妹』『ゴールデンラッキー』『翔太の寿司』『スーパードクター
K』が懐かしい。

谷口ジローとの出会いはいつだったか。孤独のグルメでハマって『坊ちゃん
の時代』『神々の山嶺等を文庫で揃えました。谷口ジローは背景の魔術師。物
語を読むよりも背景をパラパラと画集の様に眺めて自分がそこへ行ったかの様な
気分になるのが好きです。

少年青年漫画に抵抗がなくなり寄生獣』『MONSTER』『MASTERキートン
等を友人から借りて読んでいた中に運命の出会いがありました。20世紀少年
この面白さは衝撃でした。これでハラハラドキドキしている間は少女漫画が読め
なかった。リアルタイムのものも昔好きだった物も色あせて見えちゃって。

その他近年ハマったものとして医龍を挙げておきます。麻酔医荒瀬が好き。
教授選で終わりというのが寂しいです。教授選のその後の加藤が読みたかった。
伊集院が足りない血をバイクで取りに行くくだりのテンションの高さが秀逸。木
原が「こわ!」って言うあたり。変な眼鏡をかけてる伊集院を笑うところも大好
き。緊張感あるエピソードの後のああいうユーモアの配し方が上手いと思う。

もう一つ近年印象的なのは巨匠山岸凉子テレプシコーラでしょうか。第二
部はいまいち消化不良だけれど第一部終盤のテンションは凄かった。あの回を雑
誌で読んだ瞬間頭が真っ白になって手が震えました。次の号が出るまでの一ヶ月
嘘か夢落ちであって欲しいとどれだけ祈ったか!

随分と長くなってしまいましたが、これでもものすごく端折って駆け足で語った
つもり。私、実は漫画となったら小説よりもミステリよりも語れるんだな、って
ことに気付きました。漫画たのしー^^ビバジャパニーズコミック^^

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↓うっかりバラバラ買うと私の様に続きが気になって夜中身もだえることになる
ので大人買いがおすすめ