2012年7月 全国公立文化施設協会主催巡業 東コース その二

川面法眼館

菊之助狐が愛らしい。源九郎狐はバリバリ立役な力強い人がやるよりも女形寄り
の柔らかさのある人が演った方がいいなあ。勿論沢瀉屋が一番良いけど團菊だっ
たら成田屋よりも音羽屋の方が合ってるね。菊之助の狐はまだまだ伸びしろのあ
る未完成な狐。今後の成長を見守りたい。

亀寿が力強くて良かった。本当にこの人は最近大きくなったよ。腹出しとか赤面
とか10年前だったら想像出来なかったけど。この演目で亀井六郎が赤面なのが不
思議だったのですが、赤面には悪役、敵役という意味合いだけではなく血気盛ん
な若者、といった意味合いももともとはあったようで。

巡業とはいえ花道がないのをのぞけば本公演と遜色ない見応えのある公演でした。
筋書きの写真もとっても良くって、亀兄弟のページを交互に開いてはニマニマと
眺めています^^


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