薫製修行中

 私の今年の目標は薫製職人。前回の反省点をふまえての再チャレ
ンジです。

 今まで私は安直に煙を当てることが薫製だと思っていたのですが、
いろいろ調べてどうやら庫内の温度をある程度上げてやった方が良
いことがわかってきました。(温薫や冷薫という素材によって適し
た方法があることも今更わかった。←遅い)

 外には雪が残っていて温度を上げられそうになかったので今回は
室内で、コンロの上に箱をかぶせてやってみました。換気扇回しっ
ぱです。基本はミニフライパンにのせたスモークウッドの煙だけな
のですが、定期的に5分位ずつコンロの超弱火で庫内に熱を送り込
みました。

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 どうですか〜?熱のおかげで大分生肉感が薄れてベーコンっぽい
仕上がりです。塩抜き加減もうまくいきました。旨い!!旨い!こ
りゃたまらん!台所が煙り臭くなっただけのことはあります。表面
についてるのはローズマリー

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 鶏肉もやってみました。鶏はむと同じ仕込みで、漬けたあと一晩
干してスモークです。ハナ○サで売ってるスモークチキンをイメー
ジしましたがやはり熱が足りないのかそのまま食べるには生っぽい。
(あれは下処理の段階で火を通すのかなあ..。)でもスライスし
て軽くレンジで温めて食べたら驚きの旨さ。そりゃ鶏はむの時は茹
で汁に出てしまう旨味がそのまま残っているのだから旨くて当たり
前です。

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 おまけは蒲鉾とハンペンと卵。練り製品は下ごしらえがいらなく
て楽です。家庭でスモーク。楽しくて旨い!煙の番をしながらミス
テリなぞ読むのもオツです。でも自分も煙臭くなるのが難点...。