作者不群 三津田信三

 オチは予測がつく、というか予測もなにもこういうメタな展開し
かあり得ないと思ったら、三津田シリーズでは定番のパターンの様
です。似た様な雰囲気の短編が続くのですが、なんだか止められな
い。最後まで中断せずに読ませる魔力がありました。京極堂チルド
レンのハートを鷲掴みにするこの古本屋、町並み、怪奇的な空気、
居心地がいいんですよね〜。

 星3.5個。