帆立とズッキーニの炒め煮

 しろねこさんが、居酒屋桔梗の架空来訪記を書いて下さりました。なん
ともミステリアスで素敵に書いて頂いて感激なのですが、そのうえ

 「和風のお店なのに(中略)洋風なお品書きも多い。」と。

 鋭い!そう。実はわたくし、和の文化芸術ファッションをこよなく愛し
ておりますが、舌だけは洋なのです。この前早朝の空港で空弁を物色して
いて、売れ行く鯖寿司を見て、寝起きが良くって胃腸が丈夫で朝からカツ
丼でもカレーでもイケる私だけれど、寿司系は嫌だな〜、とふと思いまし
た。朝から食べられる程には魚が好きではないのです。香菜平気なのに山
葵駄目だし。塩辛で日本酒も良いけれど、それを上回ってチーズでワイン
が好き。

 というわけで、何にするか決めもせずに買っておいた帆立を洋風に。

 イメージ 1

 ズッキーニとインゲンを焼いて、帆立とブイヨン(牛スジを煮た時に出
たダシを保存してあるのです)を入れ、ケチャップ、タバスコ、塩胡椒で
味付け。ケチャップ入れたら甘ったるくなってしまったのであわてて酢で
調整。帆立も旨いが皿に残ったソースをパンに浸して食べるのがこれまた
旨い。日本の食文化ではまだまだ新参者の野菜、ズッキーニ。このザクザ
クした食感がたまらん。ズッキーニという名前もアニメのキャラみたいで
かわいいね。