2008年総括 ミステリ編その一 ランクイン未満の面白作品

 は〜い。いよいよ今年の総括ミステリ編です。あくまで私が今年読んだ
という括りです。新作旧作入り交じったランキングです。

 まずはランクインにはちょっと満たなかったけれど面白かった作品を列
挙します。今年はかなりハイレベルな作品をいくつも読んでしまったため
ランクインのボーダーラインが上がってしまい、ランク外の作品でもいつ
もなら充分年度ランキングにくい込んで来る面白さですよ〜。

 ・悪人(吉田修一
 ・容疑者Xの献身東野圭吾
 ・赤朽葉家の伝説桜庭一樹
 ・新宿少年探偵団シリーズ(太田忠司
 ・ボトルネック米澤穂信
 ・犬はどこだ(米澤穂信
 ・日本殺人事件(山口雅也
 ・サクリファイス近藤史恵
 ・白楼夢(多島斗志之
 ・異人たちの館(折原一
 ・深泥丘奇談(綾辻行人
 ・殺戮にいたる病(我孫子武丸
 ・山魔の如き嗤うもの(三津田信三 ) 
 ・女王国の城(有栖川有栖
 ・竹馬男の犯罪(井上雅彦

 ジュクショーはどうしようか迷いました。まだシリーズ完結まで読んで
ないので。でも今年前半とてもハマって集中的に読んだ太田作品から何か
挙げたい、とすればやっぱりジュクショーかなあ、ということで。予告探
偵も驚いたけどね...。



 ランクとは違う所で印象的だったものを。

 今年のトピックスとしてはゆきあやさんのオールタイムベストの発表。
私より遥かに読書量の多いゆきあやさんのベスト作品群には未読が多く、
ここから色々な作品と出会いました。浅見光彦シリーズや高木彬光、天藤
真など。

 そして噂の問題作、八木シリーズの完結。さて、浦賀和宏は今後どこへ
向かうのでしょう?安藤シリーズの復活はあるのか?そして我々は来年は
何を肴に盛り上がれば良いのでしょう?

 その二はいよいよベスト作品発表〜。


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