パラドックス実践 雄弁学園の教師達 門井慶喜
門井さんは不思議だなあ。今まで読んだ3冊が全然違う。どれが門井さん
本来のカラーなのか。
本来のカラーなのか。
弁論術学習に特化した超エリート校「雄弁学園」での教師達の苦労譚。哲
学とかロジック、詭弁、好きなネタだしそれなりに面白く最後まで読めるの
ですが、いまいち色気が無いと言うか、チャーミングじゃ無いと言うか。
学とかロジック、詭弁、好きなネタだしそれなりに面白く最後まで読めるの
ですが、いまいち色気が無いと言うか、チャーミングじゃ無いと言うか。
良く出来た謎解きやロジック、パズルってそれ自体に色気があるんですよ
ね。解法の美しさというのか。肝心のパラドックスにドキドキするような魅
力がないのー。小学生の頃からパズラーを毎月楽しみに購読していた私なの
でこういう部分は重視するぞ。
ね。解法の美しさというのか。肝心のパラドックスにドキドキするような魅
力がないのー。小学生の頃からパズラーを毎月楽しみに購読していた私なの
でこういう部分は重視するぞ。
色気がないならないで笑いの要素、あるいはキャラ立ちでもあればと思う
のだけれどそれらもないから厳しい。たぶん同じネタで鯨さんが書いたら笑
えるものに仕上がるのだろうなあ...。
のだけれどそれらもないから厳しい。たぶん同じネタで鯨さんが書いたら笑
えるものに仕上がるのだろうなあ...。
星2.8個。