水晶の鼓動 警視庁捜査一課十一係 麻見和史

これ前に読んだっけ?と一瞬思いましたが、いいや、そんな筈は。似てるんです
ね^^;シリーズ過去作と。事件も内容も全然違うんだけどおなじみの登場人物
達の会話なんかが既読感を生む。それだけキャラがきちんと立っていて私の中に
も定着したということなのでしょう。

警察小説にも色々あって、ハードボイルド寄りだったり人情モノ系だったり人間
関係に主軸を置いた物とか。麻見さんは伏線の細かい張り方が本格で、謎解き部
分を読みながらパラパラ前半に戻って「あー!あったあった!ここに書いてある
ね!」って再確認作業をするのが面白い。今回は、人を殺したらあかんけどこの
犯人にも同情する部分はあるよなあ、っていう動機面がしっかり作り込んである
のも良かったです。麻見さんは新刊が出たら必ずチェックする作家グループ入り
しました。

星3.8個。



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