ある安ワイン呑みの憂鬱

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 最近、プラスチックのコルクもどきによく出会います。我が家で
はなんちゃってコルクと呼ばれています。これは私が安ワイン呑み
だからですか?高いワインはやっぱりちゃんとしたコルクなんです
よね?テイスティングの際にソムリエから手渡されたのがプラコル
クじゃさまにならないですよねえ。

 これ一回抜いたら二度と戻せないんですよ。飲み残しても再栓出
来ません。だから全部呑んじゃえ~!...。じゃなくって、いく
つか本物のコルクをキープしておいてそれで栓をしています。

 先日出会ったなんちゃってコルクはなんともいじましかった。コ
ルクの模様がプリントされているのです。スーパーの惣菜トレーに
伊万里模様がプリントされてる、みたいな切なさがあります。なん
ちゃってコルクはなんちゃってコルクとしてのプライドを持って、
どうせプリントするなら花柄とかストライプとかプリントしちゃえ
ばいいのに~。たまに真っ黒いプラコルクあるけどね。それで良い
のよ。代用品が本物を模するのってなんだか寂しいよ。

 でもね、やっぱり食べ物飲み物は文化だから、失敗するとぽろぽ
ろくずれるコルクで巧く開けられる様に練習したりするのが本当は
いいと思いますけどね。失敗して茶漉しで漉すのもまたオツかと。
(だから安ワインを買うなって!)