電子書籍

 以前から電子書籍の読み方を模索していました。やっぱり本は紙
の方が、とは私も思いますが、デジタルは何と言っても軽い。一度
に何冊分も持ち歩いて、電車の中で「今日は何を読もうかな」って
選べるのは贅沢じゃないですか。

 一番最初に試したのはipodでした。それも二世代くらい前のです。
液晶は当然モノクロ。これは論外でした。当時のipodでは読み込
めるテキストファイルの容量に制限があって、(確か4キロバイト
とかそのくらい。すごく少ない)青空文庫でダウンロードしたテキ
ストファイルを4キロバイトずつに分ける作業が必要だったんです。
しかも凝り性の私は各ファイル間にリンクをはって、一つ読み終わ
ると1クリックで次のファイルへ進める様に、なんてやってたもの
で、このあまりにも面倒くさい方法はすぐに私の中で廃れてしまい
ました。

 その後、携帯を機種変する時に、テキストビューアー機能がつい
ているJ-SH53にしてみました。これはipod時代よりは遥かに快
適で液晶も奇麗だし、容量に制限もないし、けっこうちょこちょこ
と楽しめました。元のデータはPC内にあるので読み終わったファイ
ルからどんどん捨てて行くのも爽快です。

 ただ、携帯読書にも難点がありました。携帯やカメラとしての機
能をどうしても優先させてしまうのでメールが来たり、写真撮りた
い時などすぐアプリを終了してしまい、その後しばらく立ち上げそ
びれて遠ざかってしまうのです。そもそもメールが来そうな時とか
電話がかかって来そうな時(主に待ち合せで相手が来ない時など)
にわざわざアプリを立ち上げて本を読む気になれない。で、読みか
けていた本を久々に読もうとすると内容を忘れている。そんな事が
何回か続いて結局また紙の重たい本を持ち歩く様になってしまいま
した。やっぱり電子書籍専用の端末を持ち歩きたいなー。でもΣbook
はいまいち電車の中で広げたいルックスじゃないなあ。等と考えて
いた昨今ですが、今回PSPが当たったのでまた私の電子書籍熱が高
まってきました。今色々調べています。(っていうかもうすでにゲー
ムに飽きた。早!)