ぶっかけカレー南蛮

江戸っ子のくせして麺といえば讃岐うどんだったわたくし、今年からにわかに蕎麦にはまっています。きっかけはいつも読んでいる食べ歩きブログで一時期蕎麦の話題が多くて、そこで「そばもん」という漫画の話が出ていました。食漫画好きとしては素通りできない…。

長年置き場所問題で漫画の新規購入をかなり絞っていたのですが、iPad導入で漫画読みたい欲を抑えなくていいんだ!さっそくそばもんを読み始めて…はい。そりゃあもちろん蕎麦が食べたくなるわけです。

イメージ 1





















ぶっかけカレー南蛮

ズッキーニ、モロッコいんげん、茄子、セロリ、豚肉を炒めて少量の水を入れ、ガラスープ、カレー粉、ウスターソース、トロミ要員の少量のカレールウで汁少なめのカレーを作ります。それを天かすとネギ、すりゴマをのせたシンプルなぶっかけ蕎麦にON!

これがちょー旨かった!
これ絶対お店で売れる!
久々のホームラン、頭の中でのど自慢の満点の鐘が鳴り響きました。
あー、どこをどうとっても和食のカツオ出汁のきいた蕎麦がなんでこんなにカレーに合うんだろう。すごいね。蕎麦、面白い!

http://www.geocities.jp/kikyosyobo/twittersmall.jpg
←フォロー歓迎♪ツイッター





弁当の彩り危機!ドライカレー弁当

私の弁当の色合いはいつも同じ。メインの肉料理が茶色くて、ピーマンかブロッコリーの緑があって、自家製紅ショウガの赤とたまに入る卵の黄色。


イメージ 1























ドライカレー弁当
・ドライカレー
・ピーマンのお浸し
カニかまマヨ詰めしいたけ

鶏ひき肉と玉ねぎ、エリンギ、ピーマン、冷凍コーンを炒めてケチャップとウスターソース、カレーペーストで味付けしたドライカレー。いつもならここに目玉焼きを乗せるところですが、今日は卵3個分位使っていそうな卵焼き屋さんの出汁巻き卵を食べてしまったので明日は卵抜きたい。でもこのままじゃあまりに茶色弁当…。ということで紅ショウガとズッキーニのグリルで飾ってみました。

昨年漬けた紅ショウガが残りほんとーにわずかになってしまった。早く今年の紅ショウガを漬けないと~!弁当が茶色の地味弁になってしまう~~!でもそれにはまず赤梅酢をとるために梅干し漬けないと~!紅ショウガを残量気にしながらチビチビ使う日々なのです。

月下上海 山口恵以子

舞台は戦時下の上海。時代も場所も小説の題材として好物で楽しく読みました。松本清張賞受賞作ということで社会派かと思いきや描かれる多江子の人生は恋愛、スキャンダル、弱みを握られスパイをやらされる...といかにも昼ドラあるいは昔の少女漫画的。物語もサクサクと展開が早く、社会派として何かを訴えたいとか文学的感動を、というよりはキャラと物語でグイグイ読ませる私の中でのジャンル分けでは娯楽小説に属する作品でした。

多江子は男性作家に描かせたら時代の渦に翻弄された悲劇のヒロインといった体のそらぞらしい人物像になりそうな設定、物語の筋立て。その点さすが女性の筆。迷いとか欲望とか打算と本能のバランスが自然で男性が女性を描いた時の様な気持ち悪さがないのが良い。最後こういう人生を歩むことになる多江子だけど、男性作家だったらおそらく最後は自殺させちゃいそう。そうじゃないのよ。ここでこうやって受け入れるところは受け入れるのがしたたかな女の強さだと思いますよ。私は。やっぱり女性主人公は女性作家が描いた方がいいなあ。

夏先生の良さがいまいち伝わってこなくて残念。槙とか一瞬かくまうことになる学生さん(名前忘れた)の方に魅力を感じてしまったよ。

星3.7個。

      

納豆たぬきぶっかけ蕎麦

普段は自作弁当ばかりで外食をほとんどしない私ですが先日外出先で昼前に用事が終わったので久々に何か食べよう!最近「そばもん」という漫画にはまってるのでとってもとっても蕎麦が食べたくて...ぶっかけ蕎麦を頂きました。

蕎麦といえば「かけ」か「つけ」で「ぶっかけ」ってなんとなくうどんの食べ方のような印象があったけど、これ蕎麦でも美味しいなあ。うちでも真似して作ってみるか。




イメージ 1

























はい。作りましたー^^


揚げ物は面倒なので市販の天かすで、納豆とネギ、ミョウガ、紫蘇、きざみ海苔。汁はめんつゆだけだとちょっと甘いので、めんつゆと白だしを調合して、かけとつけの間の濃さになるように水で割りました。ミョウガはきざんだものに梅酢をさっとまわしかけてあります。この酸味が良いアクセント。ミョウガ、おまえさんやるじゃないの。(←めしばな刑事の読み過ぎ)美味しいなー。これは上手く出来た^^定番メニューにしよ。




鸚鵡楼の惨劇 真梨幸子

わたしはこれ、フジコより面白かった!

真梨さんお得意の嫌な人達、最後にこれでもかと次々明かされる仕掛け、それらがフジコでは効果的な分量を超えて過剰に感じたのですが本書はそのへんが丁度良かった。もちろんミステリだしトリック、仕掛けありきでそのために物語が後付けで作られる、そのことを否定はしませんが、フジコは仕掛けの過剰さが小説の物語としての面白さを覆い隠して出しゃばっている様で勿体なく感じたのです。ここまでしなくても面白いよ?って思ったの。

十二社という舞台もディープな世界観を盛り上げるのにとても良かった。ネットで十二社の歴史とか写真とか見ながら読みました。タワーマンションという現代的なアイテムと鸚鵡楼の対比が効果的。

星3.9個。


↑以前より好きで時々見ているサイトに色々詳しく載ってました。

←フォロー歓迎♪ツイッター

味噌作り2014

毎度ご無沙汰しております。

ブログに書いておこうおこうと思いつつ一ヶ月以上経過してしまいましたが
5月の定例行事の味噌作りです。
昨年は一昨年の味噌が残っていたため一回お休みし、二年ぶりの作成。

今年から味噌作りがバージョンアップしました。大豆も米麹もいつもと同じものですが...

イメージ 1























大豆3キロを一度に煮られるデカイ寸胴鍋と大きめのフープロを手に入れた!
味噌作りの大変なところって大豆を何回にも分けて茹でるのとそれをつぶす作業です。この二つが楽になったらもう!今までの1/3位の時間で作業が終わりました。

イメージ 2
























イメージ 3























あまりモノを増やしたくないしもともと持ってるものでなんとか工夫するのもいい事だと思うけど、やはり適材適所必要な道具はきちんと揃えた方が時間の節約にもなっていいな、と思いました^^

仕上がりは秋。楽しみだなー。



名古屋LIVEとひつまぶしの旅 二日目 名古屋ボストン美術館

名古屋一泊LIVEの旅~~^^

二日目はどうしようかな。
予定していた大須に昨日行けたのでスケジュールが空きました。
iPadで情報収集。おおお!名古屋ボストン美術館北斎やってるじゃないですか!

イメージ 1























改装中の御園座なぞチェックしつつ

イメージ 2































イメージ 3























来ました。北斎^^

いや、もう、すごい。
北斎すごい。
富嶽三十六景、諸国瀧廻りを観ると北斎はやっぱり風景だよね。この水の表現すごくね?ぶわっと飛ぶお懐紙で表現される風も素敵、と思うんだけどその後花や鳥の絵を観ると花も鳥も素晴らしいのね。もう全部素晴らしい。絵を描く者として自分が1000年精進しても到達出来ない域の作品群に打ちのめされます。



イメージ 4
























北斎に大興奮して鼻息荒くお昼ご飯。
名古屋メシで食べた事のないものを、ということであんかけスパと迷って台湾ラーメンにしました。味仙に行きたかったけれど名古屋駅近くの味仙はランチ営業していないとのことで違うお店です。

 

お土産買って荷物を整理しながらのんびりお茶して岐路に。

イメージ 5























帰りの新幹線から見えた富士山。
行きにも綺麗に見えたけれど、北斎を観た直後の富士山にはまた違う感慨があります。北斎の観た富士山と同じ富士山を今わたしは見ているんだなあって。人の作った物は、街も、道も変わってゆくけど自然のものって変わらないんだなあ。感動しました。一泊二日こだま+ビジネスホテルの格安プランですが充実の良い旅でした。



イメージ 6























限定80本の文字につられて始めて買ったういろ巻き。外側とういろうとあんこの比率が絶妙で美味しかった!切り分けて食べる系なので職場へのお土産には向かないけどおうちへのお土産に、おすすめです。

イメージ 7






















大須観音と萬松寺の御朱印。集印のためにあちこちスケジュールを組んで回るということを私はしていません。LIVEを観に行って、ついでにその土地の神社へ行ってみよう、とか山へ登ったら山頂に神社があったよ、みたいな時に頂く、ひとつひとつの印に素敵な旅の思い出があります。そういう神社仏閣と自分のスタンスがいいなあって思っています。